今月3日、福岡市の病院にタクシーが突っ込み、3人が死亡した事故で、タクシーに搭載されていた記録装置を警察が解析した結果、衝突の直前にはアクセルだけが踏まれていてブレーキは踏まれていなかったことを示すデータが記録されていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、運転操作を誤った可能性が高いと見て詳しく調べています。 警察によりますと、調べに対して、「ブレーキを踏んだが止まらなかった」と供述しているということです。警察は、当時の詳しい状況を調べるためタクシーに搭載されていた「イベントデータレコーダー」という記録装置の解析を進めていて、その結果、タクシーが病院に衝突する直前には、アクセルだけが踏まれていてブレーキは踏まれていなかったことを示すデータが記録されていることが捜査関係者への取材でわかりました。 これまでの警察の調べでは、衝突の前にタクシーのブレーキランプが点灯していなかったとい