新卒内定取り消し331人 「非正規」3万人失職も2008年11月28日13時14分印刷ソーシャルブックマーク 来春就職予定の大学生や高校生などで、企業から内定を取り消されたのは少なくとも331人にのぼることが28日、厚生労働省のまとめで明らかになった。企業業績の悪化が広まる中、今後さらに増える可能性もある。また同省は、今年10月から来年3月までに、期間満了に伴う「雇い止め」や契約を中途解除され、職を失う非正規労働者は全国で約3万人にのぼる見込みだと発表した。 各地で新卒者の内定取り消しや非正規の雇い止めが相次いでいるため、全国のハローワークを通じて25日までに確認できた人数を集計した。 内定取り消しの内訳をみると、大学生や短大生などが302人、高校生が29人だった。内定を取り消した企業は87社で、業種別では不動産業の84人、サービス業の66人、製造業の59人が目立っている。全国10の地域別