これまでMacを狙った大規模な攻撃はなかったが、最近公表された脆弱性を狙ったエクスプロイトコードがすぐに登場したという事実は、Macの脆弱性に対する関心の高まりを示すものだ。 Windowsと比べれば、Macプラットフォームは現在でも脆弱性を狙った攻撃にほとんどさらされていない。しかし5月24日のアップデートで公表された脆弱性を狙ったエクスプロイトコードがすぐさまリリースされたことは、エクスプロイトコード作成者の間でMacへの関心が急速に高まっていることを示している。 Enderle Groupの主席アナリスト、ロブ・エンダール氏は「これは非常にマイクロソフト的な状況だ。パッチに関する説明が、修正された脆弱性を狙ったエクスプロイトコードの作成を促すという、マイクロソフトでおなじみの状況がMacでも出現したということだ」と指摘する。 「こういった現象がMacプラットフォームで起きるのは時間の