まえがき 「文鳥」をご存知だろうか。 文鳥(ブンチョウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク 2017年4月から「シナモン文鳥」と暮らしている。 その当時、同居を始めたパートナーの連れ子である。 それまで「他者との関係を避けてなんぼ」だった私の人生は、その日を境に大きく変化した。 同居1年目の様子は下記に記録している。 読み返してみると何ともぎこちない。 あれから毎日のように世話をし、声をかけ、共に過ごしてきた。 早いもので、今年で6年目。 前回の記録からのその後を備忘録として記す。 本編 文鳥は変わらない 文鳥のご機嫌はまるで秋の空もよう。コロコロと変化する。 文鳥の怒りは激しい。 ピリリリリィーッと叫び、目の前にある私の親指を噛みちぎらんばかりにつつく。 自分で動かしたおもちゃの揺れに怒りだすことだってある。 野生の片りんを感じる瞬間だ。 一方、手のひらにふわふわとした体を丸め、ぐーぐ