仕事での生成AI活用度について「業務内で有効活用しており、日常的に使用」「部分的に取り入れて時々使っている」と回答した人は14.3%にとどまった。 「使ったことがない」と回答した人は73.5%に上り、フリーランスへの生成AIの浸透度が低いことが分かった。
MIXI社は12月20日、16日に公開したスマートフォン向けSNS「mixi2」(iOS/Android)の登録者が120万人を突破したと発表した。公開から5日で達成した。 ちなみに、2004年公開の初代mixiが100万ユーザーを突破したのは、オープンから1年5カ月目の05年8月だった(関連記事)。 mixi2は、mixiオープンの20年後に公開した短文SNS。つぶやきを投稿/共有できるタイムライン機能や、画像でリアクションできる機能(エモテキ)、趣味嗜好などで集まれる「コミュニティ機能」などを備えている。 「今を共有でき、すぐ集える」を軸に、リアルタイムコミュニケーションを手軽にできる場としての提供を目指し、情報収集だけでなく、日々できごとの共有、友人・知人での流行を知る、仲が良い人との交流を楽しむ、といった利用を想定している。 笠原氏「巨大SNSのレコメンド重視に寂しさ」 mixi2
沖縄県在住のフリーランス記者。音楽・エンタメから政治経済まで幅広く取材。 琉球大学マスコミ学コース卒業後、沖縄県内各企業のスポンサードで2年間世界一周。その後、琉球新報に4年間在籍。 2018年、北京に語学留学。同年から個人事務所「XY STUDIO」代表。記者業の他にTVディレクターとしても活動。 著書に『沖縄人世界一周!絆をつなぐ旅!』(編集工房東洋企画)がある。 3カ国語に対応 観光客向けにも発信 読み上げ機能や自動翻訳技術は日進月歩で進化している。自然な音声読み上げが可能となる中、AIアナウンサーはニュースや広告に登場する。ニュース番組の数を増やせることでスポンサー収入拡大が期待できるほか、より即時的にニュースを届けられるようにもなる。多言語対応は英中韓の3カ国語から始め、県内在住者や観光客への情報発信に努める。 AIアナウンサーには、韓国のAIスタートアップ「DeepBrain
米Microsoft傘下のGitHubは12月18日(現地時間)、Visual Studio Code上で「GitHub Copilot」を無料で利用できるようにしたと発表した。これにより、ユーザーは「Visual Studio Code」(VS Code)内でGitHubアカウントにログインするだけで、追加料金なしにCopilotによるコード補完や提案を得られるようになる。 現時点ではVS Code向けのGitHub Copilotが無料提供の対象だ。従来は、メンテナーなど一部の認証されたユーザー以外は月額10ドルからの有料だった。なお、JetBrains IDEやNeovimなど、VS Code以外の環境でCopilotを利用する場合は、引き続き有料プランへの加入が必要だ。 また、無料版にはいくつかの制限がある。例えば、アクセスできるコード補完は1カ月当たり2000件までで、Copil
米OpenAIの12日間にわたる発表イベント「12 Days of OpenAI」が12月20日(現地時間)に完結した。本稿で12の発表を時系列にまとめておく。サム・アルトマンCEOが予告したように、大小とりまぜた発表だった。 1日目(12月5日) 推論AI「o1」と、月額200ドルの新プラン「ChatGPT Pro」の発表。o1は、従来のモデルよりも推論能力が大幅に向上し、複雑な問題を解決できるようになった。o1のシステムカードも発表され、安全性評価、レッドチーミングの知見、安全性の向上などが強調された。(関連記事) 2日目(12月6日) 「Reinforcement Fine-Tuning」(強化学習ファインチューニング研究)プログラムの発表。特定のタスク用に「oシリーズ」モデルを変更できるようにするモデルカスタマイズ方法だ。まずは複雑なタスクを持つ研究者、大学、企業からの応募を募集し
o3は、高度な推論が可能な「o」シリーズの最新AIモデルで、o1の次世代モデルに当たる。o3の他にも、小型モデルに当たる「o3-mini」も開発。o3-miniは、o3よりも思考時間が短く、コスト効率も優れているという。同社はまず、2025年1月末ごろにo3-miniから一般提供を始める予定だ。 関連記事 ChatGPTに“月額3万円”の新有料プラン登場 最高性能の「o1 pro mode」などAIモデル&ツール使い放題 米OpenAIは、新たな有料サービス「ChatGPT Pro」を発表した。現時点での同社の最高性能のAIモデル「OpenAI o1」を含む全AIモデルやツールを無制限で利用できる。 動画生成AI「Sora」ついに登場──OpenAIが提供 最大20秒の動画作成可能 ディープフェイク対策にも慎重 米OpenAIは12月9日(現地時間)、動画生成AI「Sora」を同日から提供
12月16日に公開された新SNS「mixi2」(iOS/Android)が、各アプリストアでランキング1位を獲得するなど人気だ。 「楽しい、優しい、ほっこりとした場」を目指したというSNS。MIXI社によると、2年前から構想し、じっくり開発しながら公開のタイミングを待っていたという。背景には、昨今のXをめぐる諸問題があったようだ。 App Store無料1位、Google Playアプリ1位 mixi2は招待制のテキストSNS。短文を投稿したり、投稿にリアクションを付けたり、コミュニティで交流できる。04年公開の国産SNS「mixi」を開発したMIXI社が提供しているが、mixiとの互換性はない。 12月20日時点で、App Storeの無料アプリランキング1位、Google Playでもアプリランキング1位だ。ユーザー数は非公開だが、Google Playのダウンロード数は「10万以上」
ソニーグループは12月19日、KADOKAWAと戦略的な資本業務提携を交わしたと発表した。KADOKAWAが2025年1月7日に実施する第三者割当増資で、ソニーが約500億円でKADOKAWAの新株式1205万4100株を取得することに合意。21年2月に取得済みの株式とあわせて、ソニーがKADOKAWAの約10%の株式を保有する筆頭株主となる。 「資本業務提携を通じて、両社の保有するIP価値のグローバルでの最大化に向けた連携をさらに強化し、コンテンツ領域での共同出資の検討や、新たなクリエイターの共同発掘、両社のIPのさらなるメディアミックスの共同推進など、より幅広い、踏み込んだ協業を進める」(両社)
【追記:2024年12月13日午後5時38分】元タイトルに誤解を招く可能性があったため、タイトルを「LINEヤフーがフルリモート大幅縮小 事業部門は原則週1回、それ以外は月1回出社に」を修正しました。 【修正:2024年12月16日午前11時53分】タイトルを再度修正し「フルリモート廃止」としました。 関連記事 ヤフー、10月に“無制限リモートワーク”へ移行 回数上限やフレックスのコアタイムを廃止 ヤフーが、同社の従業員を対象に、9月末でリモートワークの回数制限やフレックスタイム制のコアタイムを廃止すると発表した。 DeNA、全国から人材採用へ 通勤交通費「上限月15万円」に DeNAを採用を全国に広げる。首都圏のオフィスから遠くに住む社員も出社しやすいよう、通勤交通費の上限を「月15万円まで」に変更する。 メルカリ、全国どこでも勤務可能に 日本在住の全社員対象 メルカリが全社員向けの新た
米Microsoftは12月9日(現地時間)、冷却に水を一切使用しない次世代データセンターの設計を発表した。AIのワークロードに最適化されており、チップレベルの冷却ソリューションを採用することで、水の蒸発なしに正確な温度制御を実現するとしている。 データセンター内のトイレやなどの管理目的で水は依然として使用されるものの、この設計により、データセンター1施設当たり年間1億2500万リットル以上の水を節約できるという。 このゼロウォーター冷却設計では、水を閉ループシステムで循環させる。建設中にシステムに水を満たせば、サーバとチラーの間で水が循環し続け、新たな水供給を必要とせずに熱を放散する。 Microsoftは、2000年代初頭から水の使用量削減に取り組んでおり、第1世代のデータセンターと比べてWUE(Water Usage Effectiveness:水使用効率)を80%向上させている。将
米Googleは12月10日(現地時間)、データセンターの電力需要の増加に対応するため、米クリーンエネルギー企業のIntersect Powerおよび米TPGの気候変動対策に特化したファンドTPG Rise Climateとの戦略的パートナーシップを発表した。 Googleは、Intersect PowerおよびTPG Rise Climateと共同で、向こう10年間で米国に複数のギガワット規模のデータセンター容量を持つ工業団地を開発し、それらに電力を供給する新しいクリーンエネルギー発電所を併設する200億ドル規模の取り組みを進める。 最初の共同設置型クリーンエネルギープロジェクトの第1フェーズは2026年に稼働を開始し、2027年に完全稼働する予定だ。 また、GoogleはTPG Rise Climateなどと共に、Intersect Powerに8億ドル以上の資本投資を行う。 Goog
半導体が“日本株式会社”の命運を決めることになる――。 国は、2030年度までにAI・半導体分野の企業へ10兆円以上の公的支援を行う方針を示している。その中心的な存在として注目されるのが、北海道千歳市で次世代半導体工場を建設中のRapidus(以下、ラピダス)だ。2022~24年度において研究開発費や工場建設費として約9200億円の支出が決まり、さらに2024年度の補正予算案では、追加で約8000億円が計上されている。 この国家プロジェクトが未来の産業競争力を担うと期待される一方で、どのような課題があるのか。早稲田大学大学院経営管理研究科の長内厚教授は、自身の著書『半導体逆転戦略 日本復活に必要な経営を問う』(日経BP 日本経済新聞出版)のなかで、半導体はAIやIT技術の進化を支える重要な要素である一方、日本のシェアはかつての50%から10%に低下したことを指摘。その背景には、日米半導体協
米Google傘下のYouTubeは12月10日(現地時間)、動画に自動で吹き替え音声を生成する機能を、YouTubeパートナープログラムに登録している知識・情報系の数十万のチャンネルで利用可能にしたと発表した。他の種類のコンテンツにも間もなく拡大される予定だ。 昨年9月に発表されたこの機能を使うと、動画をアップロードするだけで、YouTubeが自動的に動画の言語を検出し、他の言語に吹き替えられたバージョンを作成する。 現時点では、英語の動画をフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、日本語(試験運用版)、ヒンディー語(試験運用版)、インドネシア語(試験運用版)に吹き替え可能だ。英語以外の動画は英語に吹き替えられる。 この機能は、YouTube Studioの「詳細設定」から確認できる。デフォルトで有効になっており、新しい動画をアップロードすると、吹き替えが自動的に生成さ
12月9日(現地時間)に、米OpenAIが一般提供を始めた動画生成AI「Sora」。リリース当初はアクセス集中により一部ユーザーが利用できない状態だったが、10日(日本時間)正午すぎから徐々に利用可能に。記者も使えるようになったので、いくつか思い付いた動画を生成してみた。 おさらい、Soraでできること まず、Soraの機能や利用条件を整理しておく。SoraはChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)の利用者向けに提供。Plusユーザーは解像度480pか720pで、長さ5秒の動画を最大50本/月まで生成できる。ChatGPT Proユーザーは解像度480p、720p、1080pかつ、長さ5秒~20秒(5秒刻みで選択可能)の動画を最大500本/月まで、並行して5つまで生成可能。 Proの場合、生成できる動画のアスペクト
使ってみたくてたまらなかったが、「3万あればAirPods買えるぞ」「家族キャンプでいいコテージに泊まれる」などとためらう。3日間迷い抜いた末に「使ってみない限り、憧れが止められない」と、課金することにした。 200ドルの課金は「あっさり」 3万円、3万円……と思いながら課金画面にアクセスしたが、実際の費用は「200ドル」。200という数字が軽すぎて、3万円のモノをAmazonで買うときより、あっさり課金ボタンをポチってしまった。ただ、1カ月で課金が切れるようにキャンセルしておくことは忘れなかった。 「o1 pro mode」の使い勝手は、ITmedia AI+の吉川記者の記事に詳しい。(月額3万円のチャットAI「o1 Pro mode」に引っ掛け問題を出しまくってみた、OpenAIのフルパワー「o1 pro mode」に、書き仕事はどこまで任せられるか 若手記者の所感)。 筆者も、記事タ
米Googleは12月9日(現地時間)、105個の量子ビットを搭載する新量子チップ「Willow」を発表した。このチップは「2つの大きな成果を実現する」という。 1つは、いわゆる「量子エラー訂正」の閾値突破で、もう1つは従来のコンピューティングに対する量子パフォーマンスの新たなベンチマーク記録だ。 量子エラー訂正のブレークスルー 量子コンピュータは、従来のコンピュータでは解けない複雑な問題を解決する可能性を秘めているが、量子ビットは外部環境の影響を受けやすいため、計算中に情報が変化してしまう「量子エラー」が発生しやすい。 Willowでは、量子ビットの数を増やすほどエラー率が指数関数的に減少するという、量子エラー訂正の理論で長年求められていた「閾値以下」の状態を初めて達成したという。 具体的には、3×3、5×5、7×7と量子ビットの配列を大きくしていくテストで、エラー率を毎回半分に削減する
米OpenAIは12月9日(現地時間)、動画生成AI「Sora」を同日から提供すると発表した。Soraは文章や画像、動画を入力すると新たに短い動画を作れる生成AIで、2つの動画を混ぜて、1つの動画にもできる。まずは有料プラン「ChatGPT Plus」(月額20ドル)と「ChatGPT Pro」(月額200ドル)の利用者向けに開放する。 現時点でのSoraの機能は主に5つある。気に入ったシーンを分離し、その差分を生成し尺を伸ばす「Re-cut」、1つの動画をシーンごとに分割してそれぞれプロンプトなどで調整できる「Storyboard」、動画がループするよう編集してくれる「Loop」、2つの動画を混ぜて1つの動画にする「Blend」、動画内のモデルはそのままにしてモノクロ写真風やペーパークラフト風など動画のスタイルを変える「Style presets」などを備えている。
旧ジャニーズ事務所が設立したタレントマネジメント会社・STARTO ENTERTAINMENTは12月9日、2つのチケット転売サイトに対する発信者情報開示請求の進捗を報告した。裁判に向けた準備も進めているという。 同社は10月に個人間チケット売買取次サイト「チケット流通センター」を運営するウェイブダッシュ(東京都千代田区)に対し、コンサートや舞台のチケットを転売目的で高額出品する人物の発信者(出品者)情報開示請求を行ったが、ウェイブダッシュは拒否。このため10月18日付でコンサートを主催するヤング・コミュニケーションを申立人として、東京地方裁判所に発信者情報開示命令を求める申し立てを行った。 その結果、11月12日付で出品者の情報が開示された。今後、これら出品者に対して「不正転売行為に対する責任追及を行う方針で検討を進める」としている。 一方、「チケットジャム」を運営するエンターテイメント
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