こんにちは、プラットフォーム開発部で認証認可基盤の開発を担当しているabcangです。 先日pixivでパスキーが利用できるようになりました。パスキーはパスワードに代わる認証方法で、顔認証・指紋認証・PINなどのデバイスの認証機能を使ってpixivや関連サービスにログインすることができます。 パスキーはデバイスやクラウドサービス(iCloudやGoogleなど)ごとに作成する必要があるため、1アカウントで複数のパスキーを作成することは一般的です。そのため、パスキーを削除するときなどに判別しやすくするには、パスキーに適切な名前をつけることが重要になります。しかし、ユーザーに適切な名前をつけてもらうのは大変なので、pixivでパスキーを作成した場合はそれらしい名前をデフォルトで設定しています。今回はそれらしい名前をどうやって設定しているかご紹介します。 AAGUIDを使用する AAGUID(A