子供の頃学校で戦争の事を習ったり変なじーさんが来て原爆当時の話をしてくれても まるで興味がなかった。自分が生まれる前の、そんな大昔の話知らねーよって、はいはい戦争はよくないね的な感想文書いて適当に出してた。 でも大人になると、歴史ってのは淡々と続いてて、意外と江戸くらいまでは身近だぞと思うようになった。 俺の実家の部屋には俺が小学生のとき使ってた物がそのまま残ってる。何十年も放置してあるが、当然のようにそこにある。 きっと京都の古い寺なんかも、ずっと淡々とあり続けた結果なんだと思うと、中学の頃の修学旅行とは全然違う感情が沸いた。 大人が血のり天井見て「うーーん、へぇぇぇ」って歴史ロマンに感慨深い表情するのがわかってきた。 ばーちゃんは戦争を生きてたし、そのばーちゃんが子供の頃にばーちゃんだった人達なんて、江戸の人達だよ。 ばーちゃんは江戸の人達と会話したことがあるんだと思うと、歴史って身近