デザインパターンをはじめて読んだのは、結城浩さんの「Java言語で学ぶデザインパターン入門」でした。 読んだ当時もっとも有用性がわからなかったのですが、最近になって重要さが身にしみてきたパターンが「FlyWeightパターン」です。 Flasherにイメージしやすいように簡単に言うと、たとえば同じ外部画像ファイルなどを何回も表示するときに、一個のBitmapDataをどこかに保持しておいて、使いまわすといったようなつくりのことです。 AS3以降、BitmapおよびBitmapDataクラスをよく使うことが増えましたが、Bitmapの中身のBitmapDataは使いまわせるのはご存知でしょうか? いわゆるビットマップ操作を行う場合はコピーして使うと思いますが、フォトビューワーやスキンなどそのまま表示するための画像であれば、複数のBitmapで単一のBitmapDataを利用することができます