TVアニメ『五等分の花嫁*』が12月23日深夜に放送される。原作者・春場ねぎ監修の完全新作エピソードで、原作にない新婚旅行編が描かれた。筆者は映画館での先行上映で視聴したが、五つ子の設定がフルに活かされ5人の個性が光っており、なおかつヒロインとのラブコメ要素もあり構成に唸らされた。 『五等分の花嫁』はハーレムラブコメとして描かれ「5人の中の誰かと結婚する」「全員同じ顔なので花嫁が誰なのかが分からない」という考察要素もあり高い人気を博した。原作はすでに完結しており花嫁が誰なのかも確定している中で、今回原作の後を描く新作が制作されている。 通常ラブコメは、ヒロインが確定したところで終わることが多い。それにもかかわらず今回の新作が実現できたのは、衰えない人気の高さはもちろんのこと、ハーレムラブコメでありながら物語の根底に姉妹愛・家族愛があることが要因だろう。 本作で描かれる五つ子たちは、家庭教師