富山高専で、廃棄されたPCから純金を回収する授業が実施されたそうだ(47News、GIZMODO)。 同校で廃棄されたPC約100台の基板から、純金約2.13g(時価約1万円相当)の回収に成功したという。授業を実施した河合准教授は校内のゴミ捨て場を「学校金山」と呼んでいるそうだ。
理化学研究所とNECは、2011年12月12日、スーパーコンピューター「京」の開発を巡る係争で和解が成立したと発表した。 京の開発には当初、理研とNEC、日立、富士通が参加しており、ベクター型とスカラー型のハイブリッドを目指していた。しかし、2009年5月、財務悪化を理由にNECと日立が撤退を表明、京は富士通のみが残る形でスカラー型となった。 大きく報じられた2009年11月の事業仕分けでも、この撤退までの開発経費は損害賠償を求めるべきだとやり玉に挙がっており、理研は2010年7月、NECに対し設計や建物に投じた費用約70億円の内の一部が無駄になったとして損害賠償を求める民事調停を東京地裁に申し立てた。一方、NEC側も開発費の未払い分として約8億円を支払うように調停を申し立てていた。 これまで13回の協議を経て、今回、地裁が認めた金額の差額としてNECが理研に2億円を支払うこと、京プロジェ
大きな損傷もなくイランに拿捕された米無人偵察機RQ-170 Sentinelは、偽のGPS信号に騙されてイラン国内に着陸していたとのこと(The Christian Science Monitorの記事、 本家/.)。 先日のストーリーの続報となる。イランは妨害電波によりRQ-170と遠隔操縦システムとの接続を切断し、強制的に自動操縦モードに移行させたのだという。RQ-170はGPS信号を頼りにアフガニスタンの基地に向かったが、偽のGPS信号に誘導されてイラン国内に着陸してしまったそうだ。こうしてイランは遠隔操縦システムに侵入することなく、RQ-170を乗っ取ったというわけだ。なお、報道された写真では胴体下部が覆われていたが、本当の基地と実際の着陸地点とでは数メートルの標高差があり、着陸時に破損したものとされている。
米国で公費の無駄遣いを削減するため、1ドル硬貨の発行を中止したそうだ。これによって年間5000万ドル(約39億円)の支出削減が期待できるという。 米国では1ドル紙幣がすでに広く流通しているのだが、米造幣局は2007年から歴代大統領の肖像をあしらった1ドル硬貨を年間4種類発行していたが、使い勝手が悪いなどの理由で人気がなく、連邦準備銀行が合計で約14億枚もの在庫を抱えることになったそうだ。 今後発行される1ドル硬貨は回数限定で収集家向けに、額面よりも大幅に上回る価格で販売するとのこと。 現在1$≒78円前後ですが、向こうの人は100円程度も紙幣で支払うのが当然なんでしょうか?
次期主力戦闘機 (F-X) について、ロッキード・マーティン社の F-35 が選定される方向となった (YOMIURIN ONLINE の記事、毎日 jp の記事、時事ドットコムの記事より) 。 内定を伝える /.J 記事から二年が経過した。その間に米国防長官であったロバート・ゲーツ氏は国防総省の F35 開発担当責任者を更迭し、後任のベンレット海軍中将は「必要な各種試験が全体の 18 % しか実施されていない」という実態を明らかにしており、金属疲労試験の結果、機体の部品の強度が 8000 時間の飛行時間に耐える基準を満たさず、亀裂が発生する可能性が高いことも判明している。 日本は F-35 の納期を 2016 年度としているが、ロッキード・マーティン社は「必ず間に合う」としている。
今年は コカ・コーラの販売開始から 125 年目にあたるのだが、米ザ コカ・コーラ カンパニー社はコカ・コーラの製法が書かれた紙の保管庫をアトランタにある博物館「World of Coca-Cola」に移し展示している (asahi.com の記事、Vault of the Secret Formula のページ) 。 コカ・コーラの製法が書かれた紙は融資の担保としてアトランタの某銀行の金庫で厳重に保管されていたことでも知られるが、Wikipedia の項目によれば香料 7x と柑橘系およびスパイス系のフレーバー 7〜8 種類程度の配合によるものとされる。この香料 7x の成分がトップシークレットであり、これを知るのは最高幹部のみ、とのことだ。 今回展示されるのは「保管庫」であり、製法がオープンになるわけではないのであしからず。
ストーリー by headless 2011年12月11日 18時42分 あのアイコンが使えないなんて。 部門より 戦場をテーマとしたビデオゲーム内での国際人道法の扱いについて、赤十字国際委員会(ICRC)が議論を重ねているそうだ( ICRC - Daily bulletin - No 3、 ICRC - FAQ、 Mail Onlineの記事、 本家/.)。 米ゲームメーカーActivisionの調べによると、人気ゲーム「Call of Duty: Black Ops」1作だけでゲーム内で620億人が殺され、うち2億4,200万人は近距離から刺殺されているそうだ。国際人道法の普及を進めるICRCでは、仮想的に国際人道法に違反する可能性のあるゲームの開発に強い関心を寄せているのだという。 ただし、ゲーム内での行為を取り締まろうというのではない。ICRCの関心の対象は、ゲームにより国際法に対
国際環境保護団体グリーンピースは5 日、仏ノジャン・シュール・セーヌ原発に同団体の活動家らが侵入したことを発表した(AFPBB News、NHKニュース、本家/.)。 侵入に成功したのは9人。原子炉が格納されている建物の屋上に登り、「安全な原発は存在しない」と書かれた横断幕を掲げたとのことだが、原発施設への被害はないとのこと。侵入目的は横断幕の文言通り「安全な原発は存在しない」ことを示すためだったという。 今回侵入した活動員は駆けつけた憲兵隊に拘束され、現在警察による取り調べを受けている。また、同団体は仏国内の他の原発や研究施設3カ所への侵入を試みたそうだが、どれも失敗に終わっているとのこと。 福島第一原発の事故を受け、EUでは原子力発電所の安全性を評価するストレステストを実施する方針がとられているが、原発の安全性は設備の強度だけでないことを改めて浮き彫りにする一件なのではないだろうか。
スパコン界のノーベル賞とも称されるゴードン・ベル賞だが、SC11 にて 2011 年の表彰が行われ、「京」を用いた研究が最高性能 (Peak-Performance) 賞、「TSUBAME 2.0」を用いた研究が特別 (Special) 賞の栄誉に輝いた (理化学研究所のプレスリリース、東工大 GSIC のニュース記事より) 。 「京」の受賞対象は、シリコン・ナノワイヤ材料の電子状態について量子力学的計算を行ったもので、実効性能は 3.08 PFLOPS (実行効率約 43.6 %) だった。「TSUBAME 2.0」の受賞対象はデンドライト (樹枝状結晶) をフェーズフィールド法で計算するもので、ピーク性能に対して 44.5 % の実行性能を示した(*1)。 日本勢の最高性能賞受賞は /.J 記事にもなった地球シミュレータでの研究成果以来。その他の賞としては GRAPE-6 や 長崎大学
NHKが怖いのでAC アナログ放送終了を待たずに利用していたCATVのアナログ配信サービスが終了したためCATVを脱退しました。 その後自前でUHFアンテナ立て、地デジ対応TVを入手して地上デジタル放送へ移行しNHKに連絡を入れたときからNHKとバトル開始。 CATV脱退→UHFアンテナ立てるまで数ヶ月、TV放送波無し生活、衛星アンテナは昔も今も設置したことはありません。 家はアナログ放送では難視聴地域だったのでアンテナなしで最初からCATVでした、NHK契約はCATVに内包で団体扱いの衛星契約でした、CATV契約で他の選択肢無し。 CATVを脱退した段階でNHKのと契約も切れるハズですがNHKは『自動継続だ』を主張し『地上契約(個人)(つまり衛星なしの契約)に切り替わる以前の月までは衛星契約料を支払うのは当然だ』(意訳、言い方だけは丁重でしたが内容はこれ)として一歩も引かない。 ちなみに
金銭的に考えると、そこまで悪くない話と思える よく言われる現行の配分:著者10%、印刷業者30%、出版社30%、取次8%、本屋22% Kindle:著者10%、出版社35%、Amazon 55% 本の売値が同じなら、出版社の取分は5%増える。印刷費用を抑えている出版社なら同程度か。 ただし、見落としてはいけないのは、上記は「実際に売れた本」の売上配分であるという事。実際には印刷されたうちの数十%の本が返品されてくる。これが誰の負担になるかというと、主に出版社の負担となる。 返品率によって、上記の中での合計60%の出版社と印刷業者の二者間での配分は(出版社の赤字まで視野にいれて劇的に)変わるだろうから、そのリスクがなくなり同程度からやや多い配分を確保できるのなら、パッと見るほどに悪い話ではない。ただし、売値が同じならば。 では、実際の売値がどうなるかだが、これは最終的には紙と電子でほぼ同じに
ストーリー by hylom 2011年07月28日 17時55分 MS-DOSがこけていたら現在はどうなっていたのかふと思う 部門より MS-DOSが誕生したのが1981年7月27日だったとのことで、今年で30年が経ったことになる(本家/.)。 正確にはマイクロソフトがシアトル・コンピュータ・プロダクツ(SCP)から86-DOS(QDOS:Quick and Dirty Operating System)の権利を2万5千ドルで買収したのが30年前ということだそうだ。この頃、Intel 8086および8080用のOSであったCP/M-86が開発されていたが、開発元のデジタルリサーチとIBM間での契約締結には至らず、結果マイクロソフトが86-DOSを買収しIBM PC用のOSを開発することとなった。86-DOSは元々Intel 8086プロセッサ用にたった2ヶ月(4ヶ月との説もある)で開発さ
LinuxカーネルのメンテナーLinus Torvalds氏がARMに対して噛み付いており、せっかく整理統合が進みつつあるARM用Linuxカーネルの動きを脅かしているとのこと(本家/.、IT World記事)。 3月31日、LinusはLinuxカーネルのメーリングリストに宛てたメッセージで「つまり私が言いたいのは、ARMデバイス用のドライバを闇雲にLinuxカーネルに加えるべきでないということだ」「なぜなら、それは動かないからだ。長期的に見れば、これらの変更はメンテナンスできないゴミだ。」「カーネル内に組み込むべきではない」と述べており、4月18日には「無意味なプラットフォームのコードが果てしない程あるというのは問題だってことに皆気がつかなくてはならないし、唯一私にできることといったら『直す努力を怠るようなら、お前達から離れるぞ』と言うことだけだ。最終的にはそうすることになるだろうが」
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