マスクを日常的に使用している人のうち73%がマスクを正しく使用できていないことが、マスクの衛生状態を保つスプレー剤「クリスタルヴェールマスク防菌24」などを販売する医薬品メーカー「エーザイ」のマスクに関する意識・実態調査で明らかになった。 調査は例年、12月〜翌年2月にインフルエンザなどの感染症対策のためにマスクを週1回以上使用している全国の12歳以上の男女310人を対象に、11月29、30日にインターネットで実施した。 それによると、「ノロウイルス」や「マイコプラズマ肺炎」など感染症に対する予防意識が高い人が85%に上り、また、97.1%の人が「マスクの着用は感染症予防に有効だと思っている」と答えた。しかし、普段のマスクの使い方について五つの項目から調査をしたところ、正しい使い方をしている人は26.8%と約7割の人が正しいマスクの使い方ができていないことが明らかになった。 マスクの誤った