道という漢字には「首」が含まれています。 取(る)には「耳」が含まれています。 これには、こんな古代の風習に関係があるようです。 ≪道の漢字の成り立ち≫ ・古代中国では、自分の領地をへいで取り囲み、そこから外へ抜ける道には敵の首を埋めて、攻め込まれないように「まじない」をしたとする説。 ・敵から討ち取った生首をちょうちんのようにぶら下げ、「まじない」がわりにして外に通じる道を進んだとする説 いずれの説も討ち取った敵方の生首をまじないがわりに使ったことが道の漢字の成り立ちに含まれています。 ≪取の漢字の成り立ち≫ ・又は、手を表す。古代中国では、討ち取った敵の左耳を切りその戦功を数えたことから、取の字ができた。 また民は、両目をつかれ見えなくなってしまった奴隷の様を表します。 これは昔、戦争に負け奴隷となってつかえた人々が逃げられないように両目をつかれていたことが起源と言