「Webデザイン プロフェッショナルワークフロー・バイブル」を献本していただきました。 実をいうと、僕はこの手の洋書の回りくどい表現があまり好きではないのですが、この本は翻訳された本だということを忘れてしまうほどスラスラ読めました。用語もずいぶんと気を遣って翻訳されている印象で、さすが今里さん&木達さんコンビだなぁと(今里さんは、元Web Designing編集部のデスクだった人です)。 内容としては、CSS全盛期から2006年くらいまでのワールドワイドでの動きがわかったり、グリッドベースのWebデザインやCSS3について書かれていたりと盛りだくさんです。また、意味的なマークアップの仕方について、かなりのページ数を使って具体的に解説してあり、その部分で新たな発見をする人も多いのではないかと思いました。 ただし、原著者のAndyさんのやり方や考え方のすべてが、必ずしも海外での主流となっている