皮膚にキズをつけない・メスを入れない新しい手術が始まりました。 ブレストピアなんば病院では、乳房にキズをつけずに腫瘤を焼灼する集束超音波手術を開始しました。 集束超音波手術とは、本来は1本1本の弱い超音波線を、沢山の束にして(集束して)温度をあげることで瞬時に癌や腫瘍細胞を高温で凝固壊死させるというものです。 FUS(MRガイド下集束超音波手術)とは、MRIで映った病巣を見ながら集束超音波によって病巣を焼灼する手術です。 MRガイド下とは、MRIを施行しながら、病巣の場所を正確に特定し、治療している場所や温度変化を常に把握しながら行うもので、治療はうつぶせの状態で行います。 さらに治療中は患者様の動きがある程度制限されるため、軽い睡眠剤を処方することもあります。MRIは磁力線のため人体に影響は全くありません。 現在は、乳癌の治療を宮崎のブレストピアなんば病院にて行っております。