地元に残りつつ勉強、就職できるものとして、特にITというエッセンスは魅力的でした。コンピュータとインターネットさえあればどこでも仕事ができるからです。 石巻から世界にコンテンツを発信できる可能性だってあります。 古山氏はこう付け加えます。 まず1000人のIT技術者を育てます。その1000人、目の前の若者が変われば、その周り、次の世代も変わります。実際に去年我々と一緒にハッカソンを行った工業高校生は、すでに小学生を教えています。次から次へサイクルができれば、5年後にはIT産業が自活した街になるのではないでしょうか。 そう、震災後の石巻の街に新しい産業が生まれるということなのです。 震災によって、様々な人がサポートをしてくれています。こういう言い方も変ですが、皆が石巻の現状を(今回の震災で)知ってくれたのに、ときが経つに連れ忘れられていくのは悲しいことです。今フォーカスされて飛び上がった石巻