2000年7月に深夜ドラマとして放送が始まるや、不可思議な現象の裏に潜む“トリック”を暴く謎解きと、登場人物の行動やセリフ、小道具などに散りばめられたコメディの要素が絡まった独特の演出と雰囲気が支持され、映画、ゴールデンタイムへと進出。熱狂的なファンを多く抱えたまま来年、シリーズ10周年を迎える。 2006年公開の『TRICK 劇場版2』以来となる新作に、仲間は「4年も経っていたんですか!?という感じがします。時間が経っていたようで、実際現場に入ってみると、そんなに時間も経っていなかったような不思議な感覚に襲われていますが、久しぶりにトリックの現場に戻れて嬉しい」と“旧友”との再会を楽しんでいる様子。 10月15日にクランクインし、12月下旬まで撮影は続き「変わらないコンビネーション、そして不思議なトリックワールド。一生懸命、いい作品を作りたいと思います」と意気込む仲間に、阿部も「トリック
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のポスター画像 Tooが開催したアニメ制作ワークフローセミナー『「進化し続けるヱヴァンゲリヲン新劇場版をささえるスタジオカラーの特撮CG/VFX」〜ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 メイキング』。このセミナーには、同作品のCGIプロデューサーである瓶子修一氏、CGI監督の鬼塚大輔氏と小林浩康氏の3名が登壇した。映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の映像制作にはどのようなツールが使われたのだろうか。 同講演では、まず映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の映像に関するデータを紹介。具体的なカット数は明かせないが、総カット数のうち、約半分以上がCGによるカットとのこと。さらに、劇中では使われないが、作画を補助にするために制作する"ガイド"と呼ばれるものも3DCGで作られており、これを含めると3DCGのカット数はさらに増えることになる。そのほか、CGカットはリテイクも多
今度は実写で、仲里依紗が時をかける!(C)映画「時をかける少女」製作委員会2010[映画.com ニュース] 筒井康隆の名作ジュブナイル小説を仲里依紗主演で映画化した「時をかける少女」が完成。2010年3月、スタイルジャム配給でヒューマントラストシネマ渋谷、シネカノン有楽町1丁目ほか全国で公開されることが決まった。 筒井が1967年に発表した同名小説の映画化は、これで実に4度目。83年の大林宣彦監督、原田知世主演で一世を風靡した“初代”を皮切りに、97年には角川春樹監督が中本奈奈主演でリメイクした。さらに06年には細田守監督が初のアニメ版を手がけ、原作者の筒井に「本当の意味での2代目」と言わしめた質の高さから、口コミでロングランヒットを記録。国内外の多くの映画賞を受賞したことはまだ記憶に新しい。 そして4度目の映画化となる今回は、細田版「時かけ」で主人公の声優を務めた仲が主演。原作の主人公
こちらは、映画『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』より - (C)1995・2008士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMNET 昨年4月にドリームワークスが士郎正宗原作のアニメ「攻殻機動隊」の映画化権を獲得し、その動向が注目されていたが新たな動きがあったようだ。 アメリカのエンターテイメント・ウィークリー誌のブログ版など複数のメディアが伝えたところによると、実写映画版『攻殻機動隊』の脚本家としてレータ・カログリディスが参加するとのこと。レータは、2010年日本公開予定のレオナルド・ディカプリオ主演のマーティン・スコセッシ監督映画『シャッター アイランド』で脚本、製作総指揮を担当した人物であり、ほかにオリヴァー・ストーン監督映画『アレキサンダー』にも脚本家として参加している。ジェームズ・キャメロン監督が長い間温めている、木城ゆきと原作の
人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」が、劇場版アニメ化されることが明らかになった。8日深夜、サンテレビやテレ玉で放送されたテレビシリーズの最終回で告知された。10年公開予定。 「涼宮ハルヒの憂鬱」は、谷川流さん作、いとうのいぢさんのイラストで人気のライトノベル(電撃文庫)が原作。不思議な現象が大好きな美少女・涼宮ハルヒのとっぴな行動に同級生のキョンら仲間たちが振り回され、不思議な出来事が次々と起こる……というSFコメディー。06年にアニメ化され、インターネットで話題が広がり、ハルヒ役の平野綾さんら出演声優が歌うテーマ曲がオリコントップ10入りするなど大ブレークした。原作は9巻で累計580万部を発行している。 09年4月から、アニメの再放送が始まったが、第8話で突然、新エピソードの「笹の葉ラプソディ」が放送され、第12話からはハルヒたちの夏休みが無限に繰り返されるというエピソード「エンドレスエイト
7月頃、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 」に関する原稿を書いたのですが、諸事情につき刊行されない運びとなったとのことなので、せっかくなのでウェブサイト上にアップしたいと思います。約8,000字です。 ■ 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』(以下、『新エヴァ』と略す)の総監督である庵野秀明は、いまから約三年前にあたる二〇〇六年の九月に、同作品を制作するにあたって「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」と題された所信表明を公開している(注1)。そこでは次のように書かれていた。なぜいまエヴァの再映画化を手がけるのか。それは「疲弊しつつある日本のアニメーションを、未来へとつなげたいという願い。蔓延する閉塞感を打破したいという願い」を実現するためである。もちろん、いまさら十年以上も前の作品を映画化するのか、という思いはある。事実、「エヴァはもう古い、とも感じ」る。しかし、庵野はこうも断言している。「この
観ろ、観ろ、と先月から薦めていた『サマーウォーズ』をろくさんが観にいったというので、チャットで話をする。 映画「サマーウォーズ」公式サイト ろくさん: しかし、エヴァ破とかポニョを見たときの感動?みたいなのが、全然なくて、どーなんだろうって思いましたね いずみの: 1800円ぶんは友達と語れたから、いいかなーと ろくさん: wwwwwwwww いずみの: 「いい脳内補完」を二三人でやると、「しみじみいい話だったんだな〜」と思える映画ですね 例えば、 つまり10進数2056桁の因数分解は手計算では何兆年かかっても解けない。一晩で手計算なんてとんでもない。暗算なんてできっこない。鼻血をだすぐらいじゃ絶対無理である。 よい映画だけに、まともな科学考証がなされてないことが実に惜しい。誰かアドバイスできる人はいなかったのか。 サマーウォーズ:曜日の求め方とか2056桁の暗号とかの解説 - A Suc
10 ※ノンモンの画面に、製作メッセージを入れます。 ○アバン ##25 ・弐号機惨殺シーンから、一部リピート有り。 ○メインタイトル『NEON GENESIS EVANGELION 』タイトル新作・黒バックに白地のみ/カットインで) ○ターミナルドグマ リリスの前に立つ、碇と全裸のレイ。 碇「アダムはすでに私と共にある。ユイと再び会うにはこれしかない」(#24新作で見せとく) 碇「アダムとリリスの、禁じられた融合だけだ」 突然、レイの左腕が、ボトッと取れる。(蝋細工が溶け落ちたように) 碇「時間がない。AT フィールドが、おまえの形を保てなくなる」 変わらず、無表情のレイ。 碇「始めるぞ・・・レイ。AT フィールドを、心の壁を解き放て」 碇「欠けた心の補完。不要な身体を捨て、全ての魂を今、ひとつに」 碇「そして、ユイのもとへと行こう」 ゆっくりと目を綴じるレイ。 素手をレイの胸にあてる碇
1-4 ○メインタイトル『NEON GENESIS EVANGELION』(アイキャッチA-TYPE流用で) ○元・第3新東京市跡の湖 照りつける太陽。耳障りな蝉の声。 傾いて、水に沈んだ電信柱。 ただ、そこ立っているだけのシンジ。 汗もふかず、どこか一点を無気力に見つめたままの眼。 注意:#24アバン追加で、シンジがアスカに加持が死んだことを告げ口するシーンを足すことを一考してます。 それはアスカが自我崩壊の直接的原因となります。その際は、#24で 「僕はアスカに、ひどいことしたんじゃないのか?」 という様な台詞は追加しますが、以後のカヲル君とのシンジの芝居が違ってくると考えられます。 で、#24にそのシークエンス追加時は、以下の病室のシーンにシンジの 「ごめん、ごめんよ。ひどいことしたのはわかってる。でも助けてよ。」 という台詞を追加する予定です。よろしく御検討下さい。 ○ネルフ本部・
DVDになって初めて見た。面白かった。公開時よく言われていたように不可解な映画でもあり、なるほどこれは一部の人々に謎解きを迫るような仕掛けが随所にあるとは思った。そして率直に言って、私にはこの謎解きができるだけの文学知識はないと早々に観念もしたし、さらに率直に言えば、謎解き用に見える各種の鍵はポエジーとしての手法の部品であって、いわゆる謎解き風に謎を解くことはこの映画理解の本質ではないのではないか、そうも思った。 この手法は私には、吉本隆明の、おそらく詩人としての最上の仕事である「記号の森の伝説歌」(参照)や、西脇順三郎の、これも最上の仕事である「旅人かへらず」(参照)を想起させる。個人の人生に出現する具体的な体験の情感を、その具体個物から共有的な無意識に移し、瞑想的に深遠なるものを暗喩する手法である。なぜこの手法が存在するかといえば、個人の人生の体験とは、おそらく個人の人生を場として顕現
はじまったときは「エヴァ!」って思って弐号機が出てきたときは「アスカ!」って思って反射しかしてなかったんだけど、空から降ってくる使徒──序でクリスタルっぽかったやつがラミエルらしい、強いやつがゼルエルらしい、としか戦闘する使徒の名前の記憶がないので、こうして個体の名前を言及したいときに少し困ります。とはいっても、本編で言及されない名前を覚える機会なんてないので、みんないったいどこで覚えてるんだよ! とも思います。使徒の多くには声優がいるわけでもないので、テレビ版のエンディングで「ラミエル:ラミ田エル子」というような表記を見たという覚え方も通用しません。破の冒頭の真希波・マリ・イラストリアスの独り言くらいに終始説明セリフのオンパレードなアニメだったらもっと知識もついたことでしょうが、それではおもしろくなかったかもしれません。ちなみに今書いた眼鏡のひとの名前は、さっきまでいろんな人の感想を読ん
CAUTION! 以下、最大級のネタバレ警報を発令します。 自分はネタバレというのをほとんど気にしませんが、今回のネタバレだけはこれから見る人の映画体験を著しく損なう可能性がありますので、見る予定があって見ていない人は読まないことを強く勧めます。 (本文とは無関係のスペースを空けるための動画なので見なくていいです) (以下本文) 封切りから二週間経ち、この映画の感想や批評もだいぶ出てきた。 動員数もかなりいいようで評価も概ね高いと言っていいだろう。むろん、不満のある人も見受けられるが、たいがいが「みんな優しそうで丸くなったこんなエヴァは俺のエヴァじゃない」とかいうものだ。 だが、この作品、一つの映画として本当に素晴らしい出来なのだろうか? 確かに、映像美という点からすれば文句なくよく出来ている。特にメカニカルな動き、とりわけ使徒のデザインなどは圧倒的に素晴らしいと思う。 しかし、この点に関
みんなありがとうありがとう。小さい人です。 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」速報 6月27日より全国ロードショー中の 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」は 公開日数・10日目となる 7月6日(月)に、 早くも動員100万人を 突破いたしました。 興行収入は15億円を 目前とするところまで 参りましたので、 ここにご報告いたします。 引き続き 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を よろしくお願いいたします。 これは「序」に比べると2.5倍くらいの速さです。 2年前には、9/1から上映を開始して 動員100万人突破は9/26でした。 繰り返しご覧になっていただいてる方も おられるかと思います。ほんとうにありがとうございます。 ご多忙の方、なかなか劇場へ入れていない方、 まだ上映しておりますので、 是非よろしくおねがいします。
スタジオジブリは、アニメ映画「崖の上のポニョ」のメイキングDVDとBlu-ray Discの発売日を、7月3日から12月に延期した。作品中で流れている楽曲の原盤権の処理を行なっていなかったことが、発売直前になって分かったため。 発売を延期したのは、ポニョの製作過程を追った約12時間半のドキュメンタリーDVD/Blu-ray Disc「ポニョはこうして生まれた。~宮崎駿の思考過程~」と、同作品のDVDとポニョ本編のDVDをセットにした「崖の上のポニョ 特別保存版」。 鈴木敏夫プロデューサーによると同作品には、宮崎監督がCDで楽曲を聴きながら作業しているシーンが数多くあるが、うち1曲について、原盤権保持者から使用許諾を受けていなかったことが6月24日に判明。29日になって、ほかにも多数の楽曲で許諾を得ていなかったことが分かった。 中には、国内楽曲よりも許諾に時間がかかるとみられる海外レコード会
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