金子修介監督、新作映画から「放射能」「東京電力」という言葉が排除され、「犬映画」にされた悔しさを語る! 苦悩を語る金子修介監督 金子修介監督が東日本大震災を笑いで吹き飛ばそうと製作したコメディー『青いソラ白い雲』が東京・新宿のK's cinemaで公開中だ。この程インタビューに応じた金子監督は、製作から宣伝まで「放射能」や「東京電力」と言った言葉が“自主規制“という名の下、ことごとく排除されていった苦悩を語った。 映画『青いソラ白い雲』場面写真 映画は、東日本大震災の影響で父親の旅行会社が経営破綻したばかりにセレブからどん底生活を送るハメになったお嬢様(森星)の成長物語だ。当初は、女の子と犬が登場する企画を依頼された金子監督だったが、3.11後の日本の変ぼうぶりをそのまま映画で切り取ろうと、犬を被災犬という設定に変えた。そこから物語が膨らんでいったという。 ADVERTISEMENT 金子