ここ数年、テレビの視聴率低下がしばしば話題となる中、安定した視聴率を獲得しているのが、今年放送開始20周年を迎えた『ダウンタウンDX』。番組を仕切る松本人志は、今のテレビに関してどんな感情を持っているのだろうか? 10月12日発売の『クイック・ジャパン』vol.104で、松本はこう語っている。 「僕らはね、ぎりぎりセーフの世代でまだいいんですよ。でも僕らより下の子たちは可哀相やなぁと思いますね。これからテレビが今よりよくなるとは考えにくいんでねえ。どんどん垂れ流し番組が増えていくでしょうし、逆にテレビは垂れ流しのモンになっていって、その分『テレビ以外のところでなんとかしたろ』とものを作っていくかもしれませんし。ただ、そこまで完全には確立されてないよねえ」 NHKのコント番組『松本人志のコントMHK』(2011年11月~12年3月まで全5回放送)や、企画・構成を担当した『HITOSI MAT