2013/09/26 仙石線の復旧 ― 海辺の線路跡と、内陸の新線工事 石巻と仙台をつなぐJR仙石線は、もう2年半ものあいだ、途中区間で不通の状態が続いています。 最近になって、ようやく復旧工事が本格化してきました。津波の被害を受けた線路を、内陸に移す工事が進んでいます。2015年度中の完成予定だそうです。 今回は、新しい線路を敷くために、丘陵地帯を切り崩す様子や、海の近くの線路跡の様子を見てきました。 ◆ 朝8時の石巻駅。 仙石線のホームに列車が到着し、たくさんの通勤通学客が降りてきました。 電気設備が復旧していないので、軽油で動くディーゼルカーが使われています。 石巻駅から西に13キロ進むと、東松島市の陸前小野駅。 そこから松島町の高城町駅までの約12キロが、不通区間になっています。 不通区間では、線路を内陸部に移す工事が進んでいました。 丘陵を切り崩し、高架橋を造
東日本大震災から11カ月以上たった。東北の被災地は寒い冬を迎え、ボランティアや支援の人手も少なくなりがちだと聞く。しかし、震災からの復旧支援から、自立に向けた復興へと軸足が移る中、震災直後とはまた異なる取り組みが求められている。 筆者は、昨年『スマートデバイスが生む商機』というiPadなどタブレットデバイスのビジネス活用について取材した書籍を刊行したが、その中で若手ベンチャーが生み出した「ユビレジ」というサービスを取り上げた。今回は大船渡市で津波による被害で全壊した、居酒屋の支援に彼らのサービスが活きたという事例を紹介したい。 「レジ」という必須インフラによる支援 ユビレジは、iPadでレジ打ちができるアプリだ。従来POSレジは業務用の専用機器をリースし、さらに導入コストや維持コストが掛かかることがほとんどである。ユビレジでは導入時のアプリは無料、月額利用料も5000円に抑えた。低コストな
御前崎市港の御前崎公民館敷地内に高さ12メートルの津波避難タワーが完成した。5日午前、現地で完成式典が行われた。県危機管理部によると、東日本大震災後に建設された津波避難タワーは県内で初。公民館付近は海抜約4メートルで、海岸から約300メートル。東日本大震災を踏まえて、津波発生時の近隣住民たちの避難地として市が昨年12月から建設を進めた。 鉄骨造りで、高さ12メートルの最上階に広さ約50平方メートルの避難スペース(収容人数100人)があり、地上からは階段やらせん状のスロープで上る。避難スペースには避難者の体に付ける固定式チェーンを備え、津波が来た場合も流されないように配慮。総事業費は約3300万円。公民館内で行われた完成式典で、石原茂雄市長は「地域の人に安全と安心を実感してもらえるとありがたい。これを手始めに災害に強いまちづくりを進めていく」とあいさつ。地元の町内会や防災関係者ら約40人が
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