2020年2月7日、コインハイブ事件の高裁判決があり、有罪という結果になりました。僕はこの結果に対して、非常に残念に思っており、憤りを感じています。 Twitterなどを見ていても、意見が割れる事件であり、いろんな立場で感想を持っている方がいる事は理解をしていますが、何故そう思ったのかを書いていきます。 ほとんどのITエンジニアが犯罪者になりかねない判決僕はこの事件の判決について、ほとんどのITエンジニアが犯罪者として逮捕されかねない判決だという意見を持っています。大げさだということは理解していますが、この裁判の争点を見ると、そう思えてならないのです。 お前誰?ITのエンジニアをしています。snicmakinoです。30過ぎのおっさんです。 IT業界の人間ですので、この事件で利用されている技術や背景などに関しては一般の方よりは理解していますし、どちらかといえば今回罪に問われている男性の立場
経緯については、Wikipedia見てください。 ja.wikipedia.org また、裁判の争点に関してはこちらが詳しいです。 www.bengo4.com 本件に対して個人的な立場としては、地裁判決を支持しています。 その上で、Twitter上などで自分の感覚と異なる意見もあるため、そのあたりで自分の立場を整理してみます。 まだこまかい論点については自分の中でももやもやしていますし、そもそも宗教上の理由等で違う意見を持つ方も多いとは思いますが、そこは個人の意見としてご理解を。 広告との違い 動作が重く不自由なUIを持つ広告とどこが違うのか、という意見がありました。 Coinhive等に関する問題には、まず「サイレントにやるな」というのと、「消費リソース量が金銭的インセンティブに”比例”する」という二つの問題ががあり、これらの点において広告と同一視して議論するのは違うように思います。
Coinhive事件の二審の判決が出た。一審の横浜地裁が無罪判決を出したのに対して、東京高裁は有罪判決。非常に残念な判決だった。事件が起こってからすでに1年半以上経っているが、事態は一向に良い方向に向かっていないと感じている。ネット上のプログラマたちは怒りの声をここ数年上げ続けているにもかかわらず、だ。 しかし、一般の多くの人にとっては、Coinhive事件はあまたの新聞記事の1つかもしれない。その記事を読んだとしてもなぜプログラマが怒っているかわからないかもしれない。少しでもCoinhive事件に関して戦っている人の応援がしたい。そこで、一般の人のために「なぜハッカーが怒っているのか」をQ&A形式で解説したい。 と思う。 (この記事の著者は専門家ではないので色々と誤りがあると思われますが、お許し願います。) Q&A Q Coinhive事件って? A 自分のWebサイトに、利用者に「Co
仮想通貨による政治家個人への献金について、総務省は違法にならないとの見解を示している。読売新聞が5日に報じた。政治資金規正法においては、政治家個人への献金は原則禁止だが、仮想通貨は法律で禁止されている「金銭・有価証券」に当たらないと判断しているという。 政治資金規正法では、個人や企業による政治家への献金は原則禁止とされており、企業献金は政党のみに限定され、個人の献金は政治家の資金管理団体や政治団体に行うことが定められている。 読売の報道によれば、法律で禁止されている「金銭」や「有価証券」に仮想通貨は含まれないというのが総務省の見解だ。 加えて、たとえ仮想通貨で政治家個人が献金を受けても政治資金収支報告書には記載されないため、どのくらい献金があるのかも把握できない状況だ。 記事の中で、日本大学の岩井奉信教授は「現行法は時代の流れに対応できていない」とコメントしている。 「暗号資産による寄付は
平成30年6月14日現在、警察では、サイバーパトロールの実施等により、閲覧者に気付かれないように仮想通貨を採掘するツール(マイニングツール)が設置されているウェブサイトを確認しております。 マイニングツールは、パソコンの処理能力を活用し、仮想通貨を得るためのツールです。同ツールが設置されたウェブサイトにアクセスした場合、ウェブサイト運営者が仮想通貨を得るために閲覧者のパソコンの処理能力が利用されることがあります。 マイニングツールを自身のウェブサイトに設置することを検討しているウェブサイトの運営者や一般のインターネット利用者は、以下の点に注意してください。 ・ マイニングツールを設置することを検討しているウェブサイトの運営者 自身が運営するウェブサイトに設置する場合であっても、マイニングツールを設置していることを閲覧者に対して明示せずにマイニングツールを設置した場合、犯罪になる可能性があり
本目的での寄付の受付終了 2022年1月20日、最高裁判所において、Coinhive事件は逆転無罪判決となりました。これまでの皆様のご支援に深く感謝申し上げます。2022/1/20 2021年12月9日に最終弁論が開かれることになりました。2021/10/18 残念ですが、本件の高裁判決は有罪となりました。当協会は最高裁まで支援致します。2020/2/7 本目的の寄付を締め切りました。寄付者数はのべ1044名 合計金額 11,405,944円になりました。 2019/4/19 12:45 現時点までのべ825名の方から合計9,722,169円(仮想通貨、PayPay、協会への寄付を含む)のご寄付をいただきました。そのため、本日受付分(※)をもって、本目的の寄付の受付を一旦終了させていただきます。収支の詳細状況などに関しましては本ページにて発信していきます。 #JHA_Coinhive 返礼
仮想通貨の無断「採掘」無罪=他人PC使うプログラム-摘発デザイナーに・横浜地裁 2019年03月27日11時47分 無罪判決を受けた男性(中央)と弁護人=27日午前、横浜市 ウェブサイトを閲覧する人のパソコン(PC)で仮想通貨を「マイニング(採掘)」するプログラムを、閲覧者に無断で自分のサイトに設置したとして、不正指令電磁的記録保管罪に問われた男性ウェブデザイナー(31)の判決が27日、横浜地裁であり、本間敏広裁判長は無罪(求刑罰金10万円)を言い渡した。 被告男性「意味ある判決」=無断で仮想通貨「採掘」無罪で プログラムがコンピューターウイルスなどに当たるかが最大の争点だった。判決は、ウイルスなどの「不正指令電磁的記録」には該当しないと判断した。 男性は2017年10月30日~11月8日、無断で閲覧者のPCに仮想通貨のマイニングをさせるプログラム「コインハイブ」を、自分のサイトに設置した
サイト訪問者のPCを使ってWebブラウザ上で仮想通貨をマイニング(採掘)させる「Coinhive(コインハイブ)」を設置したことを巡り、複数の検挙者が出ている問題(通称:Coinhive事件)について、検挙当時未成年だった少年がねとらぼ編集部の取材に応じ、当時の状況や「Coinhive事件」の問題点について語りました。 コインハイブ事件の年表(coinhiveuser.github.ioより引用) 「Coinhive」とは Coinhiveとは、Web運営者がCoinhiveのコードをサイトに埋め込むことにより、アクセスした閲覧者に「Monero」という仮想通貨をマイニング(採掘)させて、報酬を受け取るサービス。運営者は採掘で得た利益の7割を受け取ることができるとあり、2017年10月ごろから日本でも話題を呼びました。 Coinhive側は、これまで多くのサイトが広告収入に頼ってサイト運営
自身のサイトにマイニングソフト「Coinhive(コインハイブ)」を設置したとして、Webデザイナーのモロさんが不正指令電磁的記録 取得・保管罪(通称:ウイルス罪)に問われている事件で、3月27日、横浜地裁は弁護側の主張を認め、「無罪」(求刑:罰金10万円)を言い渡しました。 モロさんの代理人である平野敬弁護士 モロさんが事件についてまとめた「仮想通貨マイニング(Coinhive)で家宅捜索を受けた話」(モロさんのサイトより) 事件のあらまし サイト訪問者のPCのCPUを使ってWebブラウザ上で仮想通貨をマイニング(採掘)させる「Coinhive」を設置したことを巡り、複数の検挙者が出ている問題(通称:コインハイブ事件)。ねとらぼでは1月30日に「なぜコインハイブ『だけ』が標的に 警察の強引な捜査、受験前に検挙された少年が語る法の未整備への不満」との記事を、2月16日に「『お前やってること
警察庁 @NPA_KOHO マイニングツールの設置を閲覧者に明示せずに設置した場合、犯罪になる可能性があります。また、マイニングツールが設置されたウェブサイトにアクセスすると、パソコンの動作が遅くなることがあります。ご注意ください。npa.go.jp/cyber/policy/1… 警察庁 @NPA_KOHO 警察庁公式アカウントです。 発信する情報は「報道発表資料」「新着情報」を基本としています。当アカウントは発信専用のため警察庁からの返信等は行っておりません。ご利用にあたっては「警察庁X(旧:Twitter)運用ポリシー」npa.go.jp/twitter/policy…をご覧ください。 npa.go.jp 梅酒みりん@7a! @PokersonT 今までの簡単な経緯 神奈川県警等がcoin hiveによる仮想通貨マイニングをコンピュータウイルス頒布罪で一斉逮捕・送検 ⇒「お宅ら一体ど
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