国際会議のシーズンが終わったと思ったら、日本学術振興会特別研究員の申請シーズン。例年5月くらいが〆切なのだが、今年は震災の影響で1ヶ月延びているのである。学内の〆切はNAISTだと6月に延びたということになる。 この特別研究員、大学院生の身分で応募できる数少ない(職歴=研究歴に書ける)「研究員」で、月20万円のお給料がもらえることも確かに魅力的なのだが、研究計画書を書くことによって自分の研究テーマが決まって(覚悟も定まって)来たりするので、博士課程に進学しようと思っている人は、とりあえず書いてみるとよい。(後述するように、書くには相当エネルギーを使うので、書くと決めたら全力投球したほうがいいし、全力投球できないなら、あえて挑戦せず他のことに時間使った方がいいが……) たかが8ページ、されど8ページ、すごく短いのですぐ埋まるかと思いきや、2週間くらい平気でかかりきりになるので、甘く見ず可能な