Gitのリポジトリを、HTTP経由で読み書きするサーバーを構築します。 本記事では、CentOS 6の上でHTTPサーバーとGitに含まれるCGIコマンド git-http-backend を用いたGit HTTPサーバー環境の構築例を紹介します。 なお、WebDAVを使ってHTTP越しにリポジトリを変更する方法もありますが、ユーザー認証/性能の点で使用を見合わせました。 CentOS 6のgitについては、OS標準搭載の1.7.1の問題と回避策、新しいバージョンのgitを入れる方法の1つを紹介しています。 Gitリポジトリの認証については、HTTPの認証を利用する方法に加えて、チケット管理ツールRedmineのユーザー認証と統合する設定(必要なモジュール追加)を紹介します。 環境構築 Git 1.7.1(CentOS 6標準搭載版) CentOS標準のgitをインストールします。なお、開