こんにちは 計量士です。 質問者様がおっしゃられている様に、 「「ロードセルを4個使用して各ロードセルで発生した微小な電圧を4個分並列(和算)にして表示器に接続」 するのが和算器ですが、その「並列」がミソですね。 電気回路の基本ですが、一つの電圧源に複数のブリッジ負荷(これがロードセル)がある状態で、この複数を演算するのには、これらの出力を一括接続すれば可能です(ブリッジ抵抗が同一なら平均化処理になりますが) 同じタイプのロードセルに和算器を組み合わせるのが基本ですから、細かいバランス(四隅誤差)は一括接続する箇所に可変抵抗を付加し、その抵抗値をわずかに調整する事により合わせられますし、合計感度(秤量)は表示器の感度調整で合わせます。 要は複数のロードセルを並列接続して、一つのロードセルにして出力をまとめます。 これが「加算箱」でなく「和算箱」の語源なんでしょうね。 ネーミングで苦労してた