浜松市の小学校では、2020年10月から小学生がヒラメの稚魚を大切に育ててきた。そして約8カ月後、育てたヒラメを食べるかどうか話し合った。 小学生たちはどんな決断を下したのか。260日間の記録だ。 今日からヒラメのお父さん・お母さん 浜松市北区三ケ日町にある平山小学校。 講師: とてもかわいい目をしたヒラメです。大事に育ててください 体長7cmほどのヒラメの稚魚を飼育 この記事の画像(12枚) 2020年10月、小学生に託されたのは、体長7cmほどのヒラメの稚魚10匹。4年生から6年生が学校で育てる。 NPO日本養殖振興会 齊藤浩一代表理事: この瞬間から、みんなにはヒラメのお父さん・お母さんになってもらいます NPO日本養殖振興会・齋藤浩一代表理事 「陸養プロジェクト」と呼ばれるこの取り組みは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、陸上養殖の体験を通して命や水産資源の大切さ、海の問題