新しい記事 1/1
シーブレインのマニュアル作成サービスチームから「スマートフォンで読めるマニュアル作成」を PR するページを作ってほしいとのご依頼があり、ページをデザインました。 せっかく iPhone を素材に使うのだから、フォントも Apple 風にしたいわあ、といろいろ探した際に知ったいくつかのフォント情報をメモします。 ひと目でフォント判別できる一流デザイナーにあこがれる! 1. Apple 日本語サイトのフォントは「AXIS」 Apple 公式サイトの日本語や Apple store で手に入るパンフレットには「AXIS」というフォントが使われていることが多いそうです。 その「AXIS」試用版が、無料でダウンロードできます。登録さえすれば商用も OK という太っ腹ぶりです。 なだらかなラインがスマートな、きれいなフォントです。 Type Project|試用版ダウンロード http://www.
今日はアニメじゃなくて iPhone 関係のフォントの話です。 ちょっと長くなりそうなので早速始めましょう。 ■ iPhone 自体のフォント Apple 社の Macintosh には「ヒラギノ」シリーズの和文フォントが搭載されていることが有名ですが、iPhone にも同じフォントが搭載されています。 下の画像は iPhone の標準ブラウザである Safari の画面ですが、この文字の表示に使われているのがヒラギノ角ゴです。 もちろん Safari だけでなく、iPhone OS やその他のアプリでも使われてます。 ただし、Mac には「ヒラギノ角ゴ」以外にも「ヒラギノ明朝」と「ヒラギノ丸ゴ」が搭載されているのに対して iPhone には「角ゴ」しか入っていません。 なので、iPhone では標準的な太さの「ヒラギノ角ゴ W3」と、やや太めの「W6」の2種類しか和文フォントの選択肢が無
InD-Boardで出ていた「複数行にまたがる括弧」の話が興味深かったので、ちょっと調べてみた。皆さんの指摘に付け加えるような知見はないのだけれど、以下、文字コード的な雑談として。 Unicodeには、複数行にまたがる丸括弧、角括弧、波括弧がある(下図)。このうち2文字で作る波括弧は、左上と右下、左下と右上のパーツが共通なので、文字数としては、ここまでで16文字。 これらの括弧には、拡張用の直線パーツ(下図、グレー地)が用意されている。丸括弧用と角括弧用はそれぞれ左右別々、波括弧用のみ左右共通で、文字数としては5文字。しかしAdobe-Japan1では、これら5文字がすべてCID+12167に集約されており、区別してデザインすることができない。 下図は小塚明朝。角括弧の拡張はうまくいっているが、丸括弧と波括弧は直線部分がズレている。また、2文字分の波括弧のパーツは、おそらく左右共用ではなく
こういう質問をいただきました。 「『〜という書体を元にした』や『〜に似た』というフォントを作る場合に、それは著作権の問題等に関係するのでしょうか?」 これも、図を出したほうが分かりやすいので記事として載せます。 まず、「〜に似た」のほうからいきましょう。書体デザインの業界で不思議なのは、文字のデザインをかりにそのまま盗用しても、名前さえ違っていればいちおう法律的には問題ない、ということです。名前は商標登録できるけど、字の形はできないと。(ドイツには書体デザインの登録制度があります) でも、書体の名前だけすげ替えて売るとか配布するというのは、モラル的にどうなのか、という点で騒がれたり、メーカーからクレームが行ったりしますけどね。ライノタイプ社には、そういう盗用デザインの検索専門の担当者がいます。 ちょっと前に騒がれた(というか多くのデザイナーにすっごく嫌われた)Arial (アリアル)は、ラ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く