Title : もふもふっ 珠枝さま! 2 Author : 内山靖二郎 / Illust : 真田茸人 ISBN:9784840126366 / MF文庫J 心機一転して再スタートしたシリーズ2冊目。前巻は新キャラ・遼子がメインのお話でしたが、この巻も引き続き遼子メインな感じ。けど、ヤタガラス姉妹がメインと言った方が良いかな? オオヒロもコヒロもしっかりと美味しいところを持って行っています。 出てくる女性キャラに片っ端からフラグを立てまくる主人公ですが、今回も凄かった。些細な勘違いからあれこれ誤解され、周りのキャラは皆ヤキモキ。 そんな中、コヒロがヤバいぐらい可愛くてどうしようかと。冷静沈着な彼女ですが、指輪の一件があってからと言うもの、可愛過ぎて目が離せません。自分の「あ〜ん」を勘違いされて、寂しそうに尾羽を振る所とか...ホントヤバい。 また、ほのぼのとした展開の中にも、シリアスなシ
【もふもふっ 珠枝さま!2】 内山靖二郎/真田茸人 MF文庫J Amazon やっぱり、マヤちゃんが出てくると話がグッと引き締まる。彼女が、いわゆる妖怪の異質さの象徴とも言うべき役割を、この物語では負わされているからなんだろうけれど。 その異質さというのは、妖怪たちならば皆が持っているものなんですよね。珠枝だって、それはおんなじ。それでも、彼らの異質さは当面的には人間と対立したり、害するものではないから、うまくやっていけてるように見えるけれど、それはやっぱり共存ではあっても本当の意味で人と同じ位置には立っていないんだろうなあ。 マヤは、妖怪としての在り様がヤマイヌ。転んだ人間を食ってしまう、という弱者淘汰の自然界の鉄則を体現する存在だから、智宏に妖怪と人間との異なる存在としての境界を思い知らせるキャラになってるんですよね。普段のマヤが人懐っこく、可愛らしくて、それでいて理知的なキャラクター
「もふもふっ 珠枝さま!2」内山靖二郎(MF文庫J) 学校でもあまり知る者のいない茶道室におわすは、現役神様の珠枝と元神様のマドカ。珠枝は稲村家の家神ながら智宏と一緒に高校に通って学校を守護している通いの神様なのだ。平穏な学校生活に思わずのほほんと先代のマドカとお茶話に興じているのだった。そんな珠枝のもとに、智宏のことが気になっているという女子生徒から相談を持ちかけられる。学校では生徒たちの面倒を見なければならない珠枝は、智宏の好きな女子のタイプを探ろうとするのだが……? スローライフ妖怪譚スクールライフ編、のんびり順調に波瀾万丈!? 1巻2巻通じて『もふもふっ』は「あ〜ん」がテーマのようです。 女の子が無防備に口を開けて待っている姿に萌えるというわけですね、わかります。とてもよくわかります。 この本を読むと「あ〜ん」はそれをする娘によってだいぶ印象が変わることが分かります。 まずは珠枝。
すごく順調にあちこちにフラグを立て続けていますが、そのほとんどが妖怪だったり、 あまりにも多くてえらく比重が偏ったりと弊害もいくつか。 ヤタガラス三姉妹メイン珠枝さまオブザーバーその他大勢、そんな感じ? 真希嬢がレースから地味に脱落していっているのが哀れ。 好香さんは地道にポイント稼いでいますが。 もふもふからの新キャラに焦点を当てるのは仕方ないこととはいえ、 もうちょっと周りにも出番を、というのが素直なところ。 マヤ再登場は嬉しかったんですが、石の怪やら縛鎖の小人に和ませてもらいたいなぁ。 ちょいしか出ないちょい役でも個性があって、それゆえに物足りない。 せめてもっと絞って出してくれれば。 黒子の中の人なんて…… とまぁ、文句というか要望はたくさんありますが、 久しぶりにシリアスな展開も見せてくれた内容で満足。 特にコヒロの仕草がいちいち可愛くって可愛くって。 個人的にコヒロと好香がこの
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