師走に入ったばかりですが、来週末が締切りのパブリックコメントが相次いで募集されています。今後の行方次第で、ユーザーとインターネットとの関係に大きな影響を与えるものばかりです。 MIAUとしても、意見提出の準備を鋭意進めているところではありますが、平素MIAUの活動にご関心をお持ちの皆さまにも、あわせて意見を提出していただきますようお願いいたします。 東京都 青少年問題協議会 「第28期東京都青少年問題協議会答申素案及び都民意見の募集」 12月10日(木)まで http://www.metro.tokyo.jp/INET/BOSHU/2009/11/22jbq200.htm 内閣官房 知的財産戦略推進事務局 「インターネット上の著作権侵害コンテンツ対策に関する調査へのご協力のお願い」 12月11日(金)正午まで http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2
本アンケートは、衆院選に出馬する候補者に、今後争点となりそうな情報通信政策における課題について送付するものです。本アンケートの趣旨は、回答いただく課題について一般市民が自由に政治家のスタンスを調べられるようにすることです。回答の情報公開については、政論検索(http://srks.jp/)と連携致します。MIAUとして公式にアンケートを行うのは、衆議院小選挙区制選挙区東京ブロック(25区)となります。 「MIAU総選挙プロジェクト2009」における情報通信政策における個別領域に関するアンケート項目は以下の通りです。 インターネットを使った選挙期間中の選挙活動(ブログの更新、YouTube等動画サイトの利用)について、解禁していくべきだとお考えですか。 解禁していくべきである 従来通りの方法で十分である 選択理由( ) 米国では、オバマ大統領に代表されるように、政治
時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 このたびは私どもの寄付に多数のお申し込みをいただきまして、ありがとうございます。この中でご意見として、匿名での寄付をご希望という声もいただきました。 私どもといたしましては、現在の口座振り込みなどの方法では、匿名でのご寄付は受け付けておりません。私どもの活動趣旨から考えて、出所が不明なご寄付をいただくことは、想定外の義務や軋轢を招くことになりかねないため、良い選択ではないと考えております。 いただきましたメールアドレスは、受領確認のお知らせのため、ご住所の情報は領収書の発送および、今後発生するであろう特典の発送のためにのみ、使わせていただきます。 氏名の公表を望まれない方は、振込み前の寄付のお申し出の際、(5)の「寄付に関する氏名公開の希望」で「無」とご記入いただければ公表されることはありませ
昨日のMIAU法人化パーティのエントリーで、触れなかったことがある。あまり団体のことばかりを商業ブログで書くのは憚られるのだけど、団体を立ち上げた経緯からずっとこのブログでフォローしているので、その説明責任はあるだろう。 MIAUは法人化する以前から、多摩大学 情報社会学研究所 所長の公文俊平教授にご意見を伺ってきた。というか、我々の活動趣旨から考えても、情報社会学の権威である公文先生にアドバイスを頂くのは、妥当だと考えたからである。 立場として後見人?、顧問?、アドバイザー? とかいろいろな名称が検討された。何か団体の上に就任していただくことになれば、たぶん幾ばくかの顧問料をお支払いするのが筋なのだろうが、我々は収入源がないのでお支払いするお金もない。無料でお引き受け願えませんかと図々しくも申し上げたところ、快く承知していただいた。ただ、責任とか決定権とかが先生のところに行かないよう、ご
MIAU(Movements for Internet Active Users:インターネット先進ユーザーの会)はこのほど、「ダビング10」と私的録音録画補償金に関するWebアンケート結果を発表した。9割以上が、携帯オーディオプレーヤーやHDDレコーダーに私的録音録画補償金を課すことに反対している、という結果だ。 5月18日から5月30日までMIAUのサイト上で調査し、5870人が回答した。男性が96.7%で、年齢別では20~30代が77.4%とサンプルに偏りがあり「インターネットの先進ユーザーの意見として公開する」としている。 携帯オーディオプレーヤーに補償金を課すことに反対しているユーザーは93%、HDDレコーダーに補償金を課すことに反対しているユーザーは94.1%だった。 携帯オーディオプレーヤーへの課金に反対する理由は「購入したCDやダウンロードした楽曲を聞いているから、権利者の
現在、私的録音録画小委員会にて、ハードディスクレコーダーや、iPod等を、私的録音録画補償金の対象にしない場合、地上デジタルテレビ放送の録画方式である「ダビング10」を実施しない、という意見を権利者団体が展開しています。 MIAUでは、そもそもダビング10という方式自体に問題点があると指摘してきたところですが、さらに機器に課金まで行われるという方向については、何らかの対応をする必要があると考えています。 そこで、MIAUとしては、今回の件についてアンケートを行うことといたしました。 実際にインターネットユーザーの皆様がどのようにこの件について考えているかを調査させていただき、その結果を、MIAUの今後の活動に活かしていければと考えております。 アンケートの詳細については下記の通りです。 URL(PC) : http://veritas-vos-liberabit.com/dub10-2/
当協会では、2月19日に日本レコード協会が発表した正規音楽配信を識別すると主張するマーク、いわゆる「エルマーク」について、マークの存在が日本レコード協会に関係する権利の適正配信を示したとしても、それ以外の無数の権利者について何を示すものでもあり得ないと主張してきました。すなわち、マークがないことが即違法サイトであることを示すものでないことはもちろん、マークがあったとしても、日本レコード協会に関係しない他の著作権等を侵害していないと保証はできないことから、マークの存在が適法配信であることをも保証できない、ということです。 これについて、日本レコード協会はマークの解説ページで「マークがないサイトは全て違法配信サイトですか?」という質問を載せているにもかかわらず、この疑問に正面から答えていないという点を指摘したところです。 正規音楽配信を識別するという目的の日本レコード協会が制定したマークについ
神戸市垂水区の無職男性(76)が、長男を装った男から電話で「(ファイル交換ソフトの)ウィニーで勤務先の会社に迷惑を掛け、金が必要になった」と説明され、振り込んだ現金約96万円をだまし取られたと28日、垂水署に届けた。新手の振り込め詐欺とみて調べている。 「ウィニーで会社に迷惑」 新手の振り込み詐欺か? - MSN産経ニュース 一応、セキュリティタグをつけてみたけれど、いつものセキュリティとは一味違うわね。気になったのはその理由。 男性は「報道でウィニーは漠然と怖いものだと思っており、その言葉で気が動転してしまった」と話しているという。 おそらく大半の人が、Winnyを漠然と怖いものだと感じているのだろうなぁと。Winnyがらみの報道は全てがネガティブなものだろうし*1、それほど理解しやすいものではない。また、その影響はかなり大きく、「なんか一大不祥事にもなってるなぁ、ほぅほぅ、機密情報が漏
クロサカタツヤさんが「こわれゆく著作権」のなかでMIAUについて言及されていたので、遅ればせながら反応してみたいと思います。なお、今回のエントリはMIAUを代表するものではなく、あくまで私見ですからあしからず…。 まずは、 これはMiAUについても同じで、誰の利益のために誰を説得しようとしているのか、という前提条件が揺れてしまい、結果としてアピールのためのアピールに終始しているように見える、というのが正直な印象である。横から見ていて、彼らの動きに戦略・戦術の両方が感じられないように見えるのも、土地が揺れていては上物は建てられず、ただ立つだけで精一杯、ということなのだと思う。 についてです。第二文は仰るとおりであり、himagine_no9さんが あのねぇ‥‥こうしてる間にも文化庁は現実に著作権法を変えようとしてるんですけど。短期的な戦術と長期的な戦略とを混同したらこの流れは止まらないよ。
シンポジウムによく招かれてるMIAU関係者(賛同者とか)の意見がさ・・・暴走しすぎてないか? 著作物でお金を稼ぐこと自体を悪いって言っちゃうとか、中国のかなりグレーなMP3検索を勧めたり・・・。 MIAUって利権団体だけを攻撃するはずなのに、アーティストにも攻撃?利権団体を排除してアーティストに直接利益が行くようにすると言ってきた今までの活動を台無しにする気? 利権団体でさえなかなか切り崩せないのに、アーティストの反感も買って、利権団体&アーティスト対MIAUの構図になったら勝ち目なしじゃないの? 匿名の人間の意見は聞く価値なしみたいなこと言ってる人もいるし・・・。 MIAUって匿名の人間の意見を吸い上げてくれる団体じゃなかったっけ? 過激なことを言ってMIAU支持者を増やすのもいいけど、この人たちの発言が元でMIAUが炎上してしまうかもしれないんだから、言論統制じゃないけど火種を作るよう
「事象の地平線」は移転しました。 訴訟専用掲示板はこちらです。 平成19年(ワ)第610号 債務不存在確認等請求事件 判決(平成20年7月18日 山形地方裁判所) 原告:天羽優子、被告:マグローブ株式会社・上森三郎・吉岡英介 (大学については訴え取り下げ) 主文 1 別紙1,2のウェブログの書込み中、赤線で囲まれた部分について、原告がこれを削除する義務が存在しないことを確認する。 2 訴訟費用は被告の負担とする 被告が、原告の削除義務を立証せず、内容についても全く争わなかったために、認容判決となった。 別紙1内容(ウェブログ「事象の地平線」にあったもの) 2007/11/21 マグローブ株式会社から圧力をかけられています(1) [裁判] マグローブ株式会社という、磁気活水器の会社が、掲示板の運営に圧力をかけまくっている。削除要求が出たコメントをここに引用しておく。こ
2ちゃんねるなどで、韓国や中国を差別する連中を「ネット右翼」と呼ぶが、前にも書いたように、これは正確ではない。当ブログの記事についての反応を見ると、「慰安婦」のような話題については、たしかに賛同する意見が圧倒的だが、デジタル放送や著作権法などの話題では、むしろ反政府的な意見が共感を集める。彼らが朝日新聞を攻撃する理由は、政治的な保守主義ではなく、知的エスタブリッシュメントへの反発なのだ。 その意味で、政治的に中立な「ネットイナゴ」という言葉のほうがいい。ウィキペディアによれば、この言葉を定着させたのは産経新聞の記事だそうだ。たしかにこれはうまいネーミングで、1匹ずつは取るに足りない虫けらが、付和雷同して巨大な群れをなし、作物を食い散らかす様子によく似ている。 ネット右翼のメッカが2ちゃんねるだったとすれば、ネットイナゴが集まるのは「はてなブックマーク」だ。たとえば今日の当ブログの記事に
今日たまたま娘が買っていた「ラブベリー」って本をふと見たら、出ているモデル名に、ことごとくマルシーのコピーライト表示がある。事務所が付けた芸名であれば、それは登録商標(マルアール)で処理すべきことで、著作権で処理すべき事ではない。ましてや本名だった場合、それは誰の著作物でもない。氏名はそもそも、「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」ではないからである。 この状況が続けば、例えばこの本に載っている名前の人物とは別人で、たまたま本名がそれだった人が著名人としてマスコミに名前が出るようになったら、著作権侵害で訴えるつもりなのだろうか。 モデル事務所がやっていることなのか、そこまではわからないが、あまりにもバカげている。発売元の徳間書店も、いいかげん大きな出版社なんだから、こういう間違った著作権乱用はやめるよう、諫める側に回らなければならないはず
Super-Express your gratitude for the person who help your soul. MIAUの「大感謝祭」キャンペーンのお知らせ 皆さま、パブリックコメントの提出ありがとうございました。皆さまの声が私たちの政府の耳に届き、私たちの幸福が少しでも大きなものになりますよう。私たちMIAUも、皆さまの声をより政策に反映させられるよう、これからもささやかながら努力していくつもりです。 さて、いわゆる権利者と呼ばれる団体や個人の皆さんの中には、MIAUを敵対勢力、戦闘的勢力と誤解している人たちがいるようです。彼らにとってみれば、自分達の当然の権利であり利益であるものを、MIAUの主張が侵害しているものと思っているようなのです。さらに、そうした人たちの中には、MIAUが違法行為を容認し促進しているとまで誹謗する人がいるようです。残念なことです。 私たちは、イ
時下、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 先日、開催された私的録音録画小委員会の第15回会合において、文化庁から「パブリックコメント等の反対意見を踏まえた上でも、違法複製物からの複製は30条の適用除外とするのは不可避」との発言がなされたとのことについては、すでに報道等もなされているとおりです。 中間答申について行われたパブリックコメントで利用者等から多くの反対の意見が出され、全体としてみても反対意見が多数を占めることになりました。しかし、パブリックコメントで出された疑問点について答えることもなく、かつ、この結論にいたった経緯や議論の透明性が欠如している、明らかに民意を無視した改正作業が行われようとしています。 私どもMIAUでは、利用者の意見を無視して多くの利用者に非常に大きな影響を与える提案がなされているという状況を受けまして、
ダウンロード違法化という形でほぼ決着したようで… http://miau.jp/ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0712/20/news110.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0710/05/news066.html 文化庁の資料が公開され、平たく読むには「ダウンロード違法化に反対するネットユーザーの声には充分配慮しつつ」ダウンロード違法化は実施するという、規定路線からはほぼ1ミリも変わらない内容で進んだ。 次回があるかどうかは別として、3つぐらい致命的な失敗を犯していたという風にも見えるので、何となく書いてみる。 総論 勝利条件のハードルが高すぎ、状況に対する認識なさすぎ そもそも論で言うなら、MIAUが活動を通じて目指す勝利条件ってこれ読んで明確に分かるかい。 http://miau
でも、ネットの健全な発展を本当に阻害するのは、実効性のないダウンロード違法化なんかより、2ちゃんねる・ニコニコ界隈の絶対的「嫌儲」的価値観だよね。ライドマイノリティーが先導する下らない内ゲバがなくならない限り、既得権益・既存メディア崩すことなんてできねーよ。
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