日本最大規模の「本」に関する見本市が「東京国際ブックフェア」だ。電子出版に特化した専門展である「国際 電子出版EXPO」が、タブレット型端末や電子ペーパー端末などハードウェアの展示をはじめ、技術やサービスなどの紹介が数多く行われるのに対し、東京国際ブックフェアは出版社を中心に紙の書籍の商談が行われ、同時に宣伝や販売促進の場となっている。 実際に会場を歩くと、各ブースには所狭しと本が並べられており、会場限定の価格で提供されているのが目立った。すべての書籍に適用されるわけではないが、多くの場合で通常の価格より新刊が20%オフで購入でき、中には30%~70%オフで販売されているところもあった。ブースには出版社の関係者がいるので直接交流ができたり、実際に本を手にとって安価に購入できたりするためか、会場は多くの人でにぎわっていた。 東京国際ブックフェアは7月10日までの開催(国際 電子出版EXPOは