本日(2012年10月1日)、ニチイ学館と日本マイクロソフトは共同記者会見を開き、医療機関向け事業の製品開発と販売について業務提携したことを発表した。この事業の一環として、10月1日から販売を開始する手術室向けの医療システム“Opect”にKinect for Windowsの技術が採用されている。 今回の業務提携については、医療関連分野において約40年間、事業を展開してきたニチイ学館の豊富なネットワークと人材をさらに効率よく活用するために、IT化の流れを強化する目的で行われたもの。日本マイクロソフトは医療機関向けの経営支援サービス、診療支援サービス、地域連携サービスを共同開発することになっているが、そのうち診療支援サービスのひとつが手術室向けの非接触型画像操作システム“Opect”だ。 これまで、手術中に執刀医が患者のさまざまな情報を端末上で閲覧するには、滅菌器具を外したり術野を離れてか