「ボク、最近全然ストレスを感じないんですよ~」 中途入社でコールセンターに入ったM井さんは、三浦春馬に似たイケメン。まだ20代の若手ですが、率先してクレーム対応を引き受け、いまではセンターで一番の処理数を誇るようになりました。 債権回収のコールセンターでは、電話口のお客さまから激しい言葉が投げつけられます。しかし謝るだけで終わらないのが、この仕事の難しいところ。怒鳴られながらも、最終的にはお客さまを説き伏せて、入金をしていただかなければなりません。 ピンク色のB5ノートに淡々と記しておく お客さまの電話を最初に受けるのは、主に女性のパートタイマーですが、耐えられないほど言葉づかいがキツイ場合や、交渉がこじれてしまった場合には、「クレーム対応専門チーム」の社員に電話を代わって交渉することになっています。 彼らは常に十数件のクレームを抱えていて、お客さまからの罵声を浴びない日はありません。とき