http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000029-mai-int 【ビシケク大前仁】中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区ウルムチで起きた大規模暴動をめぐり、隣接する旧ソ連のキルギス、カザフスタンではウイグル系住民が同胞に対する中国当局の「弾圧」に憂慮を深めている。一方で、対中関係を重視するキルギス、カザフ両政府は中国への批判を避けており、ウイグル系住民からは「大国が相手なので仕方がない」とのあきらめも聞こえてくる。 キルギスとカザフには、それぞれ約5万人、約30万人のウイグル系住民がいる。ウイグル人とキルギス人、カザフ人は同じトルコ系民族で、大多数がイスラム教徒という接点がある。 自治区のカザフ国境に近い伊寧出身で、キルギスの首都ビシケクに住むアブドラシドさん(73)は、暴動について「(約200人が死亡したとする)中国政府の発表は信じな