ブラジル・リオデジャネイロの名所コパカバーナビーチで、政府の新型コロナウイルス対策への抗議と死者の弔いのため掘られた100基の墓穴(2020年6月11日撮影)。(c)CARL DE SOUZA / AFP 【6月12日 AFP】ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の観光名所コパカバーナビーチ(Copacabana Beach)に11日、100基の墓穴が掘られた。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による多数の死者を追悼し、政府当局の「無能」な感染対策に抗議するためだ。 ビーチを象徴するホテル「コパカバーナパレス(Copacabana Palace)」の目の前に掘られた墓穴の横には黒い十字架が並べられ、小さなブラジル国旗が飾られた。 極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は、新型コロナウイルスを「インフルエンザの一種」と呼んで流行の規模
ブラジル・パラ州で、住民に新型コロナウイルスの検査を行う医療従事者ら(2020年6月9日撮影)。(c)TARSO SARRAF / AFP 【6月10日 AFP】ブラジル政府は5日を最後に取りやめていた新型コロナウイルスの累計死者数の公表を、9日に再開した。ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)政権は新たな方法を導入するなどとして累計データの開示を取りやめたものの、深刻化する感染拡大の規模を隠蔽(いんぺい)しようとしているとの批判を招いていた。 データ開示取りやめをめぐっては多くの専門家らから批判が上がり、最高裁のアレシャンドレ・ジモラエス(Alexandre de Moraes)判事は8日、 従来の公開方式に戻すよう政府に命じた。 これを受け保健省は9日、死者の累計が1272人増えて3万8406人になったと発表。この数は米英に次ぐ世界3番目で、累計感染者数は最多の米国に次ぐ
ブラジル・サンパウロで、がんにより失われた右目とあごにデジタル技術で作成した顔面装具を装着し、鏡で確認するデニス・ビセンティンさん(2019年12月3日撮影)。(c)Nelson ALMEIDA / AFP 【1月12日 AFP】がんで右目と顎の一部を失ったブラジル人、デニス・ビセンティン(Denise Vicentin)さん(53)は鏡をのぞき込み、泣きだした。彼女はこの日、デジタル技術で成形された補綴(ほてつ、人工装具)のおかげで、新しい顔を手に入れたのだ。 補綴の試着後、ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)の医院でAFPの取材に応えたビセンティンさんは「きょうは、これまでよりもずっと気分よく街を歩くことができるでしょう。言葉になりません」と話した。 同国パウリスタ大学(Paulista University)の研究者らはスマートフォンと3Dプリンターを使ってデジタルの顔型を取り
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