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「ハーバード大学」での体験に基づいた教育論が日本では参考にならない「納得の理由」(畠山 勝太)
日本とは、いまだ謎に満ちた国である。問題も山積している。 そんな日本で生きていくために、さまざまな... 日本とは、いまだ謎に満ちた国である。問題も山積している。 そんな日本で生きていくために、さまざまな謎や論点を正しく捉え、私たちが当然だと考えている常識や固定観念をときほぐし、問いなおすことが必要である。 例えば、日本人が大好きな「ハーバード式教育」というのは、一体どれほどの妥当性を持つのだろうか。なぜ日本には「シリコンバレー式教育」が根付いていないのか。 (※本稿は現代ビジネス編『日本の死角』を一部再編集の上、紹介しています) 「ハーバード式教育」ができない理由 ある社会が教育にどれだけ資金を割けるかは、いくつかの要因が絡み合って決定されるが、もっとも単純な図式では、その社会の豊かさ(GDP)×その社会の政府の大きさ(税率)×その社会の政府の教育性向(政府支出に占める教育支出の割合)によって決定される。 日本がハーバード大学やシリコンバレーで見た教育政策をそのまま導入するのが難しい理由の一
2023/06/12 リンク