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量子力学において物理量を定義するとは?:「堀田量子」第2.5章|Masahiro Hotta
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量子力学において物理量を定義するとは?:「堀田量子」第2.5章|Masahiro Hotta
おかげ様で多くの方からご好評を頂いております、通称「堀田量子」の拙書ですが、第3章における物理量... おかげ様で多くの方からご好評を頂いております、通称「堀田量子」の拙書ですが、第3章における物理量の操作的な定義についてわかりにくいというご意見が一部ありました。執筆時には厳しいページ数制限があったため、初版では詳しく説明ができませんでしたが、その正しい理解のための補助線として、第2章と第3章を繋ぐ位置づけの「第2.5章」を、ここに書いておこうと思います。 本書は、前期量子論や正準量子化を論理の基盤とした前世紀の教科書とは異なる構成を採用しています。そのため、従来の教育を通じて培われた先入観を持ったまま読み進めると、ギャップを感じる場面が多々あるかもしれません。その代表的な例が、「物理量を人間が操作的に定義する」という点です。一方で正準量子化を採用している従来の書籍では、「物理量はエルミート行列である」といった表現がよく見られます。しかしこれだと、量子力学が抽象化された謎めいた対象を扱う理論