D2C事業、とりわけ定期通販・単品リピート通販の領域で事業を拡大する中で、様々な課題が発生すると思います。今回は株式会社バイモソフトでECAIサポートをしている野田 優(まさる)さんに、過去事業者として通販事業を年商30億円以上に成長させた際に生じた課題と、当時を振り返って今ならどのように課題を解決するのか、経験に基づいたお話を伺います。 EC事業の立ち上げと成長 ――過去、事業者としてEC事業を運営していたときのご経験についてお話を伺っていきます。まず、いつ頃にどのような商材を販売していたのでしょうか? 野田さん:2017~2018年頃、男性向けのボディメイク商品としてサプリメントを販売していました。当時は男性向けの美容市場が今ほど成熟していませんでしたが確かなニーズがあると思っていました。 私が元々広告屋だったこともあり、ASPサービス(アフィリエイターを管理して事業者との仲介をする)