エチオピア・アジスアベバの空港で入国審査を待つ、サウジアラビアから強制送還されてきたエチオピア人(2022年3月30日撮影)。(c)EDUARDO SOTERAS / AFP 【8月22日 AFP】国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)」は21日、サウジアラビアの国境警備隊が昨年以降、イエメンから越境を試みたエチオピアの不法移民に「雨のように」銃弾を浴びせ、数百人を殺害したとの報告書を公開した。 サウジ政府筋はこれについて、「事実無根」だと否定している。 HRWがインタビューしたエチオピア・オロミア(Oromia)州出身の女性(20)は、サウジの国境警備隊が当局に解放されたばかりの移民集団に向かって発砲したと証言した。 「(銃弾が)雨のように降ってきた。思い出すと涙が出る」「ある男性が、両足を撃たれ動けなくなり、助けを求め叫んでいたけれど、みんな自分の命を守るのに必死で助けら