Mother、悲しくも美しいエンディング このドラマは、私が珍しく最初から最後までリアルタイムで見たドラマです。 当時、第二子を妊娠中だった私には特別思い入れのあるドラマだったと言えます。主演は、芦田愛菜(あしだまな)、松雪泰子(まつゆきやすこ)ほか、尾野真千子(おのまちこ)などの演技派揃い!ストーリーもセンセーショナルでドラマチック、グイグイと引き込まれて迎えた最終回…それは決して手放しで喜べるハッピーエンドではありませんでした。 結論から言うと、怜南(芦田愛菜)と奈緒(松雪泰子)は別れてしまいます。法律上の母娘、事実上の母娘、様々なあり方を考えさせられましたが、ドラマとは言え軽はずみなどんでん返しを使わない、誠実な設定だったと思います。特に最後、怜南が手紙を受け取り、施設へ駆けて戻っていくシーンがあるのですが、そのスローモーションの映像がとても美しく、また、バックに流れる奈緒の手紙の内