ぼくは、最初に理学部物理学科を 卒業して、その後、法学部に学士入学した。 そして、物理学科の大学院に進学しなおして、 博士号を取得した。 だから、ぼくは、東京大学という 場所に、4+2+5=11年間 いたことになる。 そのうち9年間を本郷キャンパス で過ごした。 普段、東大のことをいろいろ 批判してはいるが、 母校のこと。 愛着がないはずがない。 第28代の東京大学総長の 小宮山宏先生にお目にかかった。 工学部2号館の吹き抜け。 Subwayの店舗の前のテーブル席。 小宮山先生が、しきりに 持続可能性(sustainability) ということを強強されてたの が印象的だった。 池之端門に降りて、不忍池の 横を歩く。 一体、どれくらいの時間を このあたりを逍遥して過ごした ことだろう。 ちょっと風邪を引いていて 熱っぽかった時、 塩谷賢と、私の友人と 3人で不忍池のほとりを歩いていた。 そ