モーリシャスの首都ポートルイスで、貨物船「わかしお」の燃料流出への政府の対応をめぐる抗議デモに参加する人々(2020年8月29日撮影)。(c)Beekash Roopun / L'Express Maurice / AFP 【8月30日 AFP】インド洋の島国モーリシャス沖で日本の貨物船から大量の重油が流出した事故を受け、首都ポートルイスでは29日、政府の対応をめぐり大勢の人が抗議デモを行った。 貨物船「わかしお(MV Wakashio)」は先月、モーリシャス南東沖のサンゴ礁に乗り上げ、1000トン以上の重油がマングローブ林があり絶滅危惧種が生息する海に流出した。 船体が真っ二つに分断された後、大きい方の船首部分は沖合にえい航され海底に沈められたが、小さな方の船体はサンゴ礁に乗り上げたままとなっている。 抗議デモは、プラビン・ジャグナット(Pravind Jugnauth)首相に対し大胆に