世の中には異性愛者と同性愛者しかいないと思っている。 年若いバイのアイデンティティを、“本当の”レズビアン/ゲイ/ヘテロ アイデンティティにいたる前に“あんなふうに”アイデンティファイしたのだ、と理解し支持している。 バイが自分と“反対の”性別の相手とカップルになるとヘテロにアイデンティファイするだろう、と思っている。 バイ男性がAIDS/HIVとその他のSTD(性感染症)をヘテロに広めている、と信じている。 バイのひとたちは優柔不断だ、と思っている。 バイのひとは私の性的ファンタジーや好奇心を満たしてくれるにちがいない、と思っている。 バイはバイではないものとして“パス”しようとしている、と思っている。 バイのひとたちは自らの可視性と権利について遠慮がなさすぎで厚かましい、と感じている。 仲睦まじいカップルが、二人とも女性ならレズビアン、男性同士ならゲイ、男女の組み合わせならヘテロである
以下のQ&Aは、「あなた、オカマ、嫌い?」の資料集に掲載したものに加筆訂正した、98年5月段階での最新版です。 ご批判、ご意見などをお寄せ頂ければ、とても嬉しく思います。 オススメ→特集「バイセクシュアル」にも「バイセクシュアル」に関連した情報が多数掲載されています。 Q0:性的指向というのは、好きになる相手の性別が同性か異性か、ということなんですよね? Q1:バイセクシュアルってなんですか? Q2:バイセクシュアル男性とゲイ(バイセクシュアル女性とレズビアン)は違うんですか? Q3:バイセクシュアルって本当はレズビアンやゲイなのに、プライドがなくてカムアウトできない人の事じゃないんですか? Q4:バイセクシュアルの人は男の人とも女の人とも同時に付き合う人なんですか?淫乱ですね。 Q5:バイセクシュアルの人って結局は結婚しちゃうんでしょ?(うらやましいなあ。) Q6:ぼくは以前にバイセクシ
百合オタさん(の、あくまでも一部)が得意げに開陳する「ぼくのかんがえた、どうせいあいしゃをさべつしていいりゆう」への反論まとめを作っておくことにしました。 うちのようなガッチガチにLGBTニュースを紹介しまくっているレズビアンサイトの掲示板に、「ぼくのかんがえた、どうせいあいしゃをさべつしていいりゆう」を開陳したがる百合オタさんが定期的に現れるのは、いったいなぜなんでしょうか。現実の同性愛者の置かれた状況などひとつも知らず、知る気もないのに、百合ものをちょこっと読んだだけでわかったつもりになり、「俺様が指導してやる」とでも思ってしまうんでしょうか。いちいち相手をさせられるこちらの迷惑も考えず、いい気なことです。 念のため断っておきますが、うちを訪れる百合好きさんの99パーセントは、そんな人じゃないんですよ。皆さん親切に百合作品の情報や感想を書き込んでくださったり、楽しい会話を振ってくださっ
前回 tummygirl さんのちょっと古いエントリーにコメントさせてもらったけれど(その際は、文意を少し読み違えた部分があったようでごめんなさい)、そうしているうちに tummygirl さんと HODGE さんとのあいだでちょっと面白い議論が起きているのでよその議論にちょっとだけ割り行ってみます。議論の流れは、ここからはじまって、それへの反論、そして再反論その1・その2、再々反論、再々々反論といったところ。 さて、割って入ると言ってみたけれど、だいたいわたしは tummygirl さんと同じ立場なので、実は議論の本筋に付け加えることは特になかったりする。時と場合と相手によっては「同性愛/異性愛/両性愛」といった「性的指向」を「SM」その他の「性的嗜好」と区別することが有効な戦略で有り得ることは確かだけれど、それは同時に「性的嗜好」による差別や性の序列化を正当化する論理になりかねない(と
山本 蘭 @RanYamamoto さて明日(というか今日)は、gid.jp 関西交流会です。先回発熱でパスってしまったので、関西の交流会は久しぶり。みなさんにお会いできるのが楽しみです。関西在住の皆さん、ぜひ来てくださいね。http://gid.jp/html/meeting/index2.html #gidjp 2010-08-07 00:05:21 山本 蘭 @RanYamamoto というわけで、8/14に東京交流会が開催されるのですが、奇しくもTPPと同じ日になってしまったみたいですね。なんだか世間ではわざとぶつけているように思っている人がいるのだけれど、それは誤解です。「たまたま」会場の都合でそうなっただけなんですよねぇ。。。 2010-08-07 00:20:15 山本 蘭 @RanYamamoto まぁTPPは同性愛とトランスジェンダーさんのイベントだから、GIDの人には何
2010年5月16日から一週間開催されることになった「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」。http://www.lgbt-week.jp/pc/index.html 同一性障がいや同性愛など、セクシュアルマイノリティに関する正確な情報を普及させ、当事者の声を広く集めるためのイベント。後援に内閣府子ども若者・子育て施策総合推進室・法務省人権擁護局(内閣府や法務省全面バックアップという訳ではないことをご理解ください)。 主催者はセクシュアルマイノリティを正しく理解する週間実行委員会 代表・石川大我氏。 twitter上ではイベントタイトル『正しく』に疑問視する声が上がり、LGBT運動への問題提起が展開されようとしています。
先週わたしは、ポートランド大学(わたしが以前講師をやっていたポートランド州立大学ではなく、カトリック系の私立大学)で開催された North American Society for Social Philosophy(北米社会哲学学会)の年次総会に参加した…というか、潜り込んで勝手に発表を聞いた。基調講演にも50人程度しか来ないような小さな学会であり、ほとんどの参加者はお互い何らかの面識のある同士でもおかしくないわけで、ネームタグも付けずに参加した部外者のわたしの存在は怪しまれていたかもしれない。でもせっかく参加したのだし、たまたま今年のテーマが「ジェンダー、平等、社会的公正」ありわたしが関心を持つ話題が多かったので、何回かに分けてそこで聞いた発表をいろいろ紹介したい。 最初に行ったのは性的指向とホモフォビアについてのパネルで、最初の発表者はカナダ・ダルハウシー大学の Ami Harbin
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