ワールドカップへ向けての、新しい戦いが始まりました。 6日のウズベキスタン戦でアジア予選突破をはたし、2010年ワールドカップへの出場が決まった日本代表。早速、スペインと強化試合をやりたいとか、2010年に向けた動きが始まっています。ところが予選突破の祝賀ムードが高まるかと思いきや、世間の空気は意外にも冷静。ウズベキスタン戦の内容が悪いとか、これではワールドカップで恥をかくとか、世界ベスト4なんてちゃんちゃらおかしいとか、冷や水を浴びせるような発言ばかりが目立つほど。 しかし、僕は2010年大会を非常に楽観視しています。 日本は3年前より確実に強くなっています。3年分の新たな歴史を積み上げたからです。Jリーグが発足してたかだか17年。日本サッカーが世界の扉を叩いてから、その程度の時間しか経っていないのです。歴史の違いはようよう覆せるものではありません。幼児期からボールを蹴る子が何人いるのか