台風が接近するとよく聞かれる平均風速・瞬間風速・最大瞬間風速。それぞれが示す意味の違いや、風速と被害の目安をご紹介します。 風は一定の速さで吹いているものではなく、あるときは強く、あるときは弱く、刻々とその速さが変化しています。そういう風速の小刻みな変化を「風の息」と呼んでいます。 風速を表す次の言葉には、以下のような違いがあります。 風速:10分間の平均風速 瞬間風速:3秒間の平均風速 最大瞬間風速:瞬間風速の最大値 単に「風速」という場合、10分間の平均風速を表していることになり、最大瞬間風速は、3秒間の平均風速を表した「瞬間風速」の一番大きい値ということになります。 » 最新の台風情報» 最新の台風情報 その風速でどのような現象が起こるのでしょうか。風速と被害の目安は一般的に次の通りです(気象庁「風の強さと吹き方」より)。 【平均風速10m/s以上15m/s未満】(やや強い風) 風に