グーグル、モバイルVRでPC並のレンダリングを可能にする技術をオープンソース化 グーグルは、昨年5月のGoogle I/Oで発表したモバイルVR向けレンダリング技術「Seurat」をオープンソースで公開しました。Seuratはユーザーに見えるVRシーンだけを再構築することにより、モバイル端末でも高品質な描画を実現する技術。今回のオープンソース化により、モバイルVRのグラフィック技術向上が期待されます。 [ads] 見えるシーンを最適化 グーグルのソフトウェアエンジニアManfred Ernst氏はグーグル・オープンソースブログの中で、「Seuratは、VRのシーンが通常限られた範囲からしか見られていないことに注目しています。これを利用して、見える範囲の配置や質感を最適化します」と説明しています。 3D空間の見え方が不自然にならない程度に、描画する面を限定させることで、コンピュータの処理の負