LGBTのパレードに参加する人々。ブルネイでは男性同士の性行為に死刑を定めた刑法が施行され、国際社会から非難の声が出ている/DESMOND GARRISON/CNN (CNN) 東アジアのブルネイで3日から、イスラム法(シャリア)に基づく厳罰を規定した刑法が施行される。同性愛や不倫に対しては石打ちによる死刑、窃盗に対しては手足の切断などの刑罰が導入された。 ブルネイは2014年、東アジアで初めて国家としてイスラム法を導入した。3日から施行された刑法では、男性同士の性行為や不倫に対して石打ちによる死刑を定め、女性同士の性行為はむち打ち100回と定めた。 窃盗罪には手足の切断などの厳罰が適用され、違う性別の衣類を身に着けた場合は禁錮刑となる。 ブルネイのLGBT関係者などには不安や恐怖が広がっている。カナダに亡命を希望しているという、心と出生時の性が一致しないトランスジェンダーの女性は「ここで