動画投稿サイト「FC2」の性行為のライブ配信をめぐる公然わいせつ事件で、京都府警などの合同捜査本部がインターネット関連会社「ホームページシステム」から押収したパソコン内で、FC2の会員情報約2600万人分が管理されていたことが23日、分かった。捜査本部は、同社がFC2を日本国内で実質運営していたことを裏付ける証拠とみている。 捜査本部は昨年9月以降、大阪市北区にある同社などの関係先を複数回家宅捜索し、パソコンやサーバーなど727品目約1千点を押収していた。パソコンは149台あり、データを解析した結果、FC2の会員約2600万人分のIDなどの情報が管理されていた。FC2は13カ国語に対応しているが、ユーザーの大半が日本人だという。 一部の配信の視聴に必要な換金可能なポイントなどによる収支を示すデータもあり、平成25年10月からの1年間で、ライブ配信で約29億円の売り上げがあったことも判明。売