ほとんどの人は感じていることだろうけど、いったんガチでまとめておきます。 GoogleがWeb時代に強力な支配力を発揮できた要因の一つにGmailなどの魅力的なサービスで必ずユーザーアカウントをログインさせる習慣を作ることができた、というのがあるけど、スマートフォンにおいてはそれがメッセージングだった。アカウントをログインさせる必要があるのは、もちろん大きな意味での広告のため。 クッキーが存在するWebと違ってアカウントヒモ付が難しいスマートフォンでは、アカウントのヒモ付をどのようにおこなうか、またサービスの入り口をどのように設計するかというのが、大きなカギだったが、それもメッセージングアプリだった。このあたりももちろん最終的には広告のためだが、より広い意味でユーザーの行動に対してアクションできるという部分が大きい。 そんなわけで、本当にざっくりいうとメッセージングを制するものが将来的にス
米Facebookは2月19日(現地時間)、モバイルメッセージングアプリを手掛ける米WhatsAppを買収することで合意に達したと発表した。買収総額は現金と株式を合わせて160億ドルに上る。Facebookによる企業買収としては過去最高額だ。 WhatsApp MessengerはLINEと競合の、iOS、Android、Windows Phone、BlackBerryで利用できる無料のメッセージングアプリ。2年目からは年額0.99ドル掛かるが、広告は一切表示されない。LINEと同様に、端末のアドレス帳と連係し、電話番号をアカウントとして利用する。昨年12月に月間アクティブユーザー数が4億人を突破し、現在は4億5000万人になっている。 2012年に10億ドルで買収したInstagramと同様に、WhatsAppは独立したサービスとして運営していく。 Facebookには「Facebook
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