食は文化。一味違う、やきとりの秘密やきとりを探る 言うまでもなく、室蘭には「やきとり」の看板を掲げる店が多い。その味は市民に親しまれ、そして愛されてきた。全国的にやきとりというと、「鶏肉」と「長ねぎ」を想像する人が多いだろう。 しかし、室蘭のやきとりでは、使う食材は「豚肉」「たまねぎ」「洋がらし」。同じ北海道内でも、このスタイルが確立されているのは室蘭地方だけ。長年、独自のやきとりを提供してきた。さらに、やきとり屋の数も断然多い。現在、専門店は54店で、人口1万人当たりに換算すると6.4店になる。これは、全国的にもまれなほど多いもので、やきとりは室蘭の食文化の表れなのだ。 豚肉、玉ねぎ、洋がらし…伝統の味が好評室蘭のやきとり 室蘭のやきとりが話題を呼んでいます。これは、多くの人たちが、やきとりを通してまちに元気を与えようと、取り組んできた結果にほかなりません。 夜の室蘭。まちにはネオンと