ミンククジラの調査捕鯨始まる 釧路沖 (09/07 16:01) 釧路港北埠頭(ふとう)を出港する調査捕鯨船=7日午前9時20分ごろ(桜井徳直撮影) 【釧路】釧路沖の調査捕鯨が7日始まり、調査船4隻が釧路港を出港した。ミンククジラの回遊状況や食性が漁業に与える影響を調べる目的で、釧路港から半径90キロの海域で60頭を上限に10月26日まで行われる。 調査捕鯨は水産庁の許可を得て、独立行政法人・水産総合研究センター遠洋水産研究所が主管する調査団が実施。釧路沖では2002年から03年を除いて毎秋行っている。 7日は午前9時から出港式が行われ、吉田英可調査団長が「道東沖で(ミンククジラが餌としている)サンマの不漁が続く中、ミンククジラが来ているのか、何を食べているのか明らかにしたい」とあいさつ。調査船4隻は関係者約100人に見送られて港を出た。 < 前の記事 | 次の記事 >