フットワークの軽さはベンチャーの持つ大きな武器。それを最大限に生かしたのが計量器メーカーのタニタだ。開発したのは、健康管理用スマホアプリの「ヘルスプラネット」(次ページの図1)である。2013年5月にAndroid版、9月にiPhone版の提供を始めた。ダウンロード数はAndroid版だけで6万を超えるなど好調だ。 スマホアプリを得意とするアシアルが開発を担当した。タニタグループで情報サービスを担当するタニタヘルスリンクの坂下壮太郎取締役がアシアルと出会ってからアプリが完成するまで、わずか3カ月半という速さだった。