Twilio CEO ジェフ・ローソンの話を聞く機会があったので、全部はシェアできないけど、僕が感心したポイントだけでもシェアしたい。彼は現場を熟知しており、技術にも詳しく、そして気さくな人柄。そして、現在4社目のTwilioを操業中で、ビジネスも順調のようだ。 【ジェフ・ローソン(Jeff Lawson)のバックグラウンド】 (写真はLinkedInプロフィールより) ・シリアルアントレプレナー。 ・1社目はVersity.comを起業。学生に授業のノートを取らせてその内容をアップロードさせ、小遣いを渡すシステムで12MMを調達し、その後、売却。 ・2社目はスポーツ観戦やコンサートのチケットの中古売買市場Stubhub.comを起業。すぐにAmazonに買収され、その後AmazonでProduct Managerを勤める。Amazonでのクラウドソリューションビジネスからの影響により、T
Startup Weekend Kyotoに参加しました。8月に続いて2回目です。 週末3日間で新しいスタートアップを生みだそう!という西海岸的なノリのイベントなのですが、1回目に審査員として参加してみて不思議だったのが、「何も知らない人たちが集まって、どうやってチームを作り、こんな良質なアイデアを形にすることができたんだろうか」という事でした。 金曜日の夕方にお互い見ず知らずの人たちが集まってアイデアを出し合い、チームを作って、3日目の日曜日の夕方にプレゼンをする、という流れなんですが、そんなことを日本で普通にやっても、アイデア出しもさることながら、チームを作ることすら難しいんじゃないか、と感じます。その秘密が知りたくて、今回は初日のアイデアピッチとチームビルディングにも参加しました。 参加してみてその謎が解けました。アイデアが選別され、チームが形成されるための非常に良くできたフォーマッ
このところ、ビジネス系メディア等を通しアメリカのスタートアップに関するIPOや、大規模資金調達などの大きな成功に関連するニュースが頻繁に伝えられている。 一方で、その影では想像を絶するスケールの失敗談も数えきれない程存在するが、それらが表に出る事は非常に稀である。人々の目は常に成功者に集まり、敗者にスポットライトは当たらない。 しかしながら、現在大成功を収めている人達でもそこにたどり着くまでに乗り越えて来た数々の試練や背筋も凍るような修羅場を経験しており、それらに関する話を聞くのも非常に勉強になる。まさにそこに焦点を当てたカンファレンスが、Failconである。 2009年より年に一度サンフランシスコにて開催されるこのイベントのテーマは、「数々の失敗ケースから学び、成功に繋げる」というもの。 一日を通して開催されるプログラムは多くの試練を乗り越え成功にたどり着いた起業家や投資家を中心に、「
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EQとIQ 何事にも感情(EQ)と知識(IQ)の両方の面が存在します。私はいつもこの二つのバランスが取れるように考えています。若い時には感情が先に立って「とにかく起業したい!」となりがちですが、起業にともなう「知識や経験」(IQ)は少ないものです。EQとIQの両者のレベルが上がりバランスが取れると、起業しても成功する確率はぐっと上がるでしょう。 そういう意味では本来、知識や経験が豊富でコネクションも多い40代の方が、20代よりも成功する確率は高いはずです。ではなぜ40代で起業する人が少ない(?)のかというと、それはやはり低いSelf Esteem(自尊心)の影響だと思います。 これまでの社会人生活を通じて「自分で自分の限界を定めてしまった」のです。 「どうせ俺には起業なんかできっこない」「私には経験が足りない」「僕にはコネクションが無い」「起業するにはお金がない」「妻に反対された」「まだ子
多くのスタートアップが、サービスアイディアやテクノロジーを中心にビジネス展開するケースが多い。 他の企業が行っていないサービスを提供しようとするのはとても良いが、実は大きな成功と無惨な失敗とを分けるのは上記の2つの要素ではない。 実のところ、その決定的要素とはデザインである。 それはなぜか? 単純に考えると、ユーザーにとってのサービスの価値は、その裏にあるテクノロジーやロジックではなく、使い易さや見た目の良さであるから。 テクノロジーよりもデザインで差別化を図る時代得に、昨今のオープンソースやクラウド環境、AIテクノロジー等の充実により、多くのスタートアップの勝敗を分けるのはコアテクノロジーではなく、見せ方や使わせ方になってきている。 言い換えると、サービスを通して得られる体験やフィーリングの質こそがその製品の価値を左右する。 そして、最終的にはデザインこそがビジネスの結果に影響を与えるの
ウェブサービスは星の数ほど存在するが、注目を集め、盛んに利用されているものは限られている。幅広い選択肢がある中で、使われるサービスと使われないサービスの分岐点はどこにあるのだろうか。 8月29日に開催されたイベント「Startup Dating(スタートアップ・デイティング)」では、そのヒントを見つけるべく、「あの有名サービスは何を考えて作られているのか」をテーマにしたパネルディスカッションが繰り広げられた。 パネルディスカッションに参加したのはkamado代表取締役の川崎裕一氏、クックパッド技術部長の井原正博氏、ロケットスタート代表取締役の古川健介氏の3人。モデレーターはユーザーローカル製品企画・開発担当の閑歳孝子氏が務めた。登壇者らのやりとりから見えてきた「使われているウェブサービスの設計に必要な要素」をここで紹介したい。 「どんな人が使うのか?」を具体的に考えて作る 閑歳氏はまず、最
リーンスタートアップ”Lean Startup”という言葉を最近知りました。SonicGardenでは、アジャイル・Ruby・クラウドを実践してきましたが、開発だけをしている訳ではなくて、スタッフ一丸となってマーケティングも経営もしていたりして、それらを包括した言葉ってないのかな、と思っていたのですが、どうも「リーンスタートアップ」がうまくフィットしていると気付きました。 とはいえ、リーンスタートアップを学んだ上で実践している訳ではなくて、日々の試行錯誤の中で得たスタイルが、たまたまリーンスタートアップになっているということだけなので、正解かどうかはわからないので、自分たちなりのリーンスタートアップを考えてみました。(この正解かどうかわからないけど実践しているという感覚はアジャイルという言葉に対する感覚に似ていますね。) リーンスタートアップを理解するのにわかりやすいスライドは以下にありま
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